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◆母と娘のヨーロッパ見てある記◆

   
◆母と娘の ヨーロッパ見てある記 in 2002

2月8日(金)

 一気にパリへ
 5:30起床。7:30福岡発JALで成田へ。長い飛行機の旅の始まりだ。成田で10:55発BA(英国航空)に乗り換えロンドンへ。私の隣の女の子はフランスのニース近くの出身 とか。フランスの大学を卒業後、東京に2ヵ月いて実家に帰る所で、4月にまた東京へ戻りM大学の大学院に入学するという。

 12時間のフライトのあと、ロンドンでパリ行きに乗り換える。出発まで2時間あるので、空港内の両替所でとりあえず1万円をユーロにチェンジした。かわいいお札だ。け れどたった75ユーロしかなかった。しっかり手数料を取られ、損した気分。

 ヒースロー空港から約1時間10分でパリ・シャルルドゴール空港へ、19:25着。夜の到着なので、この日のホテルだけは空港近くを予約していた。入国手続きのあと福岡 で預けたスーツケースを受け取り、案内所でホテルの名を言って、シャトルバスの有無を聞く。あるので6番出口へとのこと。喜んで行く。しかし待っていても一向に来 る気配なし。第一私たちが到着したことを知らせなければ、来るはずないじゃん、と電話を探すが、ユーロのお札しか持っていないことに気づく。人に聞こうにもフランス 語はお手上げだし。ホテル直通の電話を見つけて受話器を取ったが、超有名なホテル専用の表示が・・。さもありなん。受話器を置く。

 最後の手段はタクシーだけど、シャトルバスを利用しないとチープな旅は1日目から挫折だ。20時はとっくにまわり、次の手を考えるべく6番出口の中から恨めしそうに 外を見ると、白いバスが止まった。バスの横っ腹には4つ5つのロゴマーグに混じって、私たちの泊まるホテルの名前があるではないか! 来たッ、と娘とスーツケースをひっ 掴んで、自動ドアの開くのももどかしくバスに駆け寄り、運転手さんに合図する。危うく置いていかれるところだった。ヤレヤレだ。自然に嬉しさがこみ上げてきた。

 空港から2〜3km離れた一帯がホテル街になっていて、数軒のホテルでシャトルバスを共同運行しているらしい。若い運転手さんだ。私たちが日本人とわかると「コン バンワ!」と愛嬌いっぱい。10分ほどでホテル着。早めに就寝。明日からは自分達で安宿を調達するのだ。どうにかなると思う・・。


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