比の写真用品 第九話      KODAK その2
フィルムの混沌の館 5回 カラーネガ





今回はネガカラーです
はじめて使った時代は、Kodacolor-X でした。
アルミのケースに入って、特別高い印象があります。いまも、あのアルミケースはとってあります。完全に遮光できるので、信頼していました。実は、黒いプラケースでも、遮光には充分とは、あとで気づきました。

この時代、富士とサクラは、ASA100(今のISO100相当)でしたが、Kodak は、ASA80でした。「Kodak は色が良い」と、舶来信仰のような感覚も含めて存在したのも確かですが、色がいいけど、感度が低いという印象でした。一段も違わないのですが。リバーサルでも、フジクロームは100なのに、エクタクロームは64ということで、やっぱり感度は低いと、当時は単純に考えていました。




























Kodacolor II は
Kodacolor−X の後継で発売されたフィルムです。この時代になると、アルミケースは、プラのケースになりました。

Kodacolor II は、はじめはASA80で登場して、後に100になりました。
手持ちのものも、80と100の箱、デザインの違いといろいろあって、今見ても、わけがわかりません。
とりあえず、手持ちのバリエーションを上げておきます。
そのうち、Yコレクションと合同で、Kodacolor II のバリエーションをまとめて行かなくてはいけないようです。
















えいっと、バリエーション
だけを貼りつけます。
コメントは、できないのが悲しい。

























これもバリエーション
下の12枚撮はなつかしいですね。今もあるはずですが、見かけなくなりました。それだけ、カラーフィルムが安くなって、12枚撮を買う必要はなくなったと言えます。












































120フィルムです
それも、ASA100のものなので、切り替え時期と見えて、100と箱に大きく印刷しています。間違えないようにしたのでしょう。









ASA400のネガカラーは
はじめ信じていませんでした。試しに買って使って見ました。思ったより、粒子は荒くなかったのですが、値段が100より高いので、ついつい、100を使うことになっていました。





















VR-Gから派手になりました
箱に書いてあるDOM/EXP は、何でしょう。
EXPは、Exportだと、勝手に思っていますが、DOMはDomestic ですか。すると、国内向けと、輸出用の共通用の箱ということでしょうか。勝手な推測です。
















Vericolor II は
120と127用がありました。127は、Yコレクションにあるはずですから、Yコレクションを期待します。

なお、Vericolorは、SとLのタイプがあり、適用されるシャッタースピードにより、使い分けます。Lは、低輝度でも相反則不軌が起こりにくいもののだと思います。(記憶が正しければ)













これは、単なるバレエーション




今回は、写真が多いのに、コメントが少ない。
つまり、ネガカラーを単なる、記録写真用として、真面目に取り扱っていなかったので、思い出がないのです。そのためにもコメントが書けないのです。
こどもが生まれて、記録をはじめた頃のフィルムは、ひとつも箱をとっていませんでした。今考えるとちょっともったいない。











(2001.12.24)


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