小樽川   思い出がいっぱい

「喜多方へラーメンでも食べに行くか」と、車を走らせれば、道路のそばを流れる川に気づく人は多いと思います。小樽川です。私の知っている人たちは「こたる」と呼びますが、ものの本では、「おたる」とルビがふってあるものもありました。ここでは「こたる」と読んでください。

今から20年前、フライフィッシングを友人のH川くんとはじめたばかりでした。まわりには、フライをやっている人がいないようだったし、山形まで出かけないと、用具の購入もままならなかった。そのころ、小樽川に良く出かけました。それなりにフライをゆったりとやれる広い場所があり、水量も安定しているため、取り組みやすかったといえます。この川は、釣りの思い出と、高校時代の昆虫と植物の採集の思い出がいっぱいです。

早春の小樽川 (2001年)
蛇沢橋。
この先は、旧八谷鉱山。この先の沈殿池からの白い泥が流れるため、小樽川は、大雨で増水すると、白く濁る。しかも粒子が細かいため、石はかなりヌルヌルする。金でわいた鉱山も今は昔。
(2001.3.24 E950)
普洞沢が合流した後の、代堰堤の直上。
普洞沢は、県南漁協の説明書では、ヤマメが禁漁区となっています。意味不明。釣り人は結構入っています。イワナだけ、選択的に釣ることは、不可能です。「ヤマメを釣ったらリリースすれば」という言い訳は、ありえません。なぜって、水窪ダムでは、「ブラックバスのみを選択的に釣ることは不可能」という理由で、ブラックバス釣りの人からも、遊漁料を徴収しています。ここらへんの、問題点については、また別に論じたいと思います。
(2001.3.24 E950)
塩地平の大堰堤。昭和56年と書いてありますが、もう10年も前に埋まっています。ここも、人工の滝となりました。10年しかもたない砂防工事で、人工の滝を作りつづけるのですか。
(2001.3.24 E950)
今年は、松川と羽黒川をメインにしていっていますので、小樽川は、ほんのすこしだけ書かせてもらいます。
小樽川、4月中旬版
(2001.4.21)


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