たこでもわかる!
WindowsXP講座
〜Part1〜

2001年11月16日にWindowsXPという新OSが発売になりました。この新OSは今後も一般家庭向けパソコンにしばらくの間、搭載されていきます。

しかし、普通の人は「WindowsXP?名前はわかるけど、今までのWindowsと何が違うの」と思うと思います。

このページでは、このWindowsXPの様々な新機能・仕組みのうち、初心者にもわかる簡単なことを教えていきます。どうぞ最後までお読みください。

まず、WindowsXPとはパソコンを動かすのに絶対必要である、OSというものです。OSの解説についてはこちらをどうぞ。

このWindowsXPとは今まで家庭向けPCに入っていたWindows98,Meなどの"Windows"と名が付くOSとは中身の仕組みが全く異なります

今までのWin98などのOSをWindows9x系列と呼び、WindowsXPはWindowsNT系列と呼ばれます。

Windows9x系列のOSは、仕組み上その前のOS(Windows3.1など)で動いていたソフトと現在のソフトの両方が動くように作られています。

よって、動作がいまいち安定しないのです。

それに対し、WindowsNT系列は現在発売されているソフトに特化した作りになっているため、今のソフトをパソコンで使うときに非常に"安定"します

安定とは、フリーズ(パソコンが動いていて急にエラーなどで止まる、操作が極端に遅くなるなど)することが少なくなることを意味します。

また、WindowsXPにはProfessional Editon(Pro)とHome Edition(Home)、そしてMedia Center Editionの3種類が個人向けであります。(企業向けにはもっと種類があります)

メーカー製のパソコンの場合はほとんどがHomeEditionです。

Proとシステムの中身は変わりませんが、会社向け機能が搭載されているのがProだと思って下さい。

Media Center Editionは、TV録画機能などを統合したProの上位版と解釈して大丈夫です。

管理人もWindows3.1時代からWindowsMeまでWindows9x系列を使ってきましたが、やはりフリーズする回数が多いです。ソフトの負荷などを考えても、3時間に1回は必ずします。それがWindowsNT系列のOSだと本当に少なく、安定していて快適です。

いま述べたことが第1の特徴です。

最近のWindowsNT系列にはWindows2000、そしてWindowsXPがあります。

Windows2000とWindowsXPは中身自体はあまり変わっていない、とも言えます。

しかし、WindowsXPにはWindows2000が果たせなかった、Windows9x系列の統廃合という重要な意味が含まれています

Microsoftは、最初はWindows2000で統廃合する計画でしたが、結局できませんでした。そういう意味で、歴史的なOSともいえます。

また、それによってWindows9x系列を使っていた人がスムーズに乗り換えられるようになりました。

※Windows2000でも大丈夫ですが、Windows2000では動かないソフトもあります。特にゲーム系のソフトはWindowsXPには対応しているのが多いが、Windows2000は対応しないとなっているのがあります。これは、Windows2000がもともと企業/個人でも上級者向けとなっていたためです。

次のページでは、WindowsXPの魅力的な新機能を説明します。

→次へ(Part2)

←PC講座へ戻る

(C)2000-2008
  Tako2
無許可転載禁止

2002/3/8公開