前回のセッションで、キャンペーンの重要なキーであった、プロトタイプ・ブレイブハートを容赦なく廃棄され、私は途方に暮れていた。 これから、どうやってシナリオを進めていけばいいのだろうか? いくらプレイヤーが、ルーラーの予想外の行動をするといっても、限度ってものがあるはずだ。 あれは、いくらなんでもやり過ぎだ!!!
まぁ、愚痴をこぼしていても始まらないので、なんとかシナリオを進める方法を考えることにした。 だが、そんなにいいアイディアがそうそう都合良く出るはずもなく、四苦八苦であった。 これはもう打ち切りか、と諦めかけてた時、アイディアは唐突に思いついた。 インスピレーションって奴は、いつどこで出てくるか本当に分からないものだ。 だからこそ、面白いのかもしれないが・・・・・・・・・ 何はともあれ、アイディアの源となった、○LACK CATに感謝、感謝(笑)
この時のインスピレーションから産まれたシナリオのキーが、少女型ナノマシン生命体、イクスであった。 彼女が作り手である父親と共に、企業DAEDALUS(このキャンペーンにおける黒幕)を脱出し、イクスの保護をボディガード小嶋に申し出るところから、今回のセッションは始まった。 この回はいつになく順調に事が運べたセッションだった。 イクスの父親は予定通りに殺され、イクスの正体もいいタイミングでバレて、そのまま順調にイクス奪回部隊との戦闘をこなす事ができた。
それでも、相変わらずキャストどもが傍若無人であったことに変わりはないのだが(セッションそのものに支障をきたさなかったのが、不幸中の幸いである) ストーカー小嶋は、ロリに覚醒し(笑)、Dr.LEDはイクスを「冷蔵庫」と勝手に命名(イクスの素体はまだ不完全で、ブレスレット、アンクレット型のナノマシン制御用リミッターを着けていないと、ナノマシンが暴走するという設定があった。 そのリミッターをDr.LEDが冷蔵庫を元に、神業≪タイムリー≫で作ったため。 しかし、≪タイムリー≫を使う際に、原材料にこだわる必要はないのだが・・・・・・)し、笹沼は勝手に小嶋宅に上がりこみ、カップラーメンを漁って、その場で食っていた。 未だ問題を起こしていないのは、広瀬ただ一人じゃないか・・・・・・・・・
何はともあれ、イクスの出ていたときのセッションが、私自身は一番楽しめていた気がする。 私にとって、イクスは救世主であったと言っても過言ではない(もっともこれ以降、メカ少女フェチがさらに重症になったという説もあるが・・・・・・) しかし、その救世主をロリに覚醒した小嶋の元に置いておく事に、一抹の不安を感じているのも事実だった(爆)
余談であるが、イクスを小嶋に預けるに当たり、イクスに彼を何と呼ばせようか、私は結構真剣に悩んだ。 当初は名前を呼び捨てにしようと考えていたのだが、何と小嶋には名前がないことが発覚(笑) 名前ぐらいちゃんとつけておけ!! 挙句の果てに、苦肉の策として考え出したのが、「お兄ちゃん」であった(爆) もしかして、奴をロリに覚醒させた原因って、これじゃあないだろうなぁ・・・・・・・・・
今だから言える! Prof.Oの私的災厄レポート☆その3
・・・・・・やっぱ、「お兄ちゃん」はマズかったかなぁ?(爆)
第一声がまずそれかいっ!!、と大半の人は思っただろう。 しかし、このPARTでは他に書きたい事がないのだから仕方がない。 いやぁ、やっぱり「小嶋さん」じゃ、他人行儀っぽいし(他人だけど) 予定していた名前呼び捨ては、思いっきり不可能だったしなぁ・・・・・・
それにしても、今やナノマシンガール・イクスの魂を受け継ぐ者が、今度はブレカナの世界でクレアータガール・イクスとして活躍しているのだから、時の流れとは面白いものだと思う。 実は私の頭の中では、第三のイクスも存在している(笑) いずれ、何らかの形で紹介したいとは思うのだが・・・・・・果たしていつになるのやら(嘆息)