このセッションにおいて、イクスやDr.LED(の持っていたプロトタイプ・ブレイブハート)をつけ狙う黒幕、企業DAEDALUS(ダイダロス)と、それに対抗している、反DAEDALUS組織ICALUS(イカロス)の存在が明らかとなり、話がいよいよ佳境に突入していく・・・・・・・・・・・・はずだったのだが・・・・・・・・・
今回は、小嶋の元に一本の電話がかかってくることが、事件の発端となる。 電話の主は、彼の所属するナイトワーデンの上司で、その内容は、今すぐナイトワーデンに顔を出せというものだった。 実はこれは、DAEDALUSのしくんだ罠である。 小嶋をイクスから引き離す、あるいはイクスを外に出させようとする、初歩的な罠である。
小嶋は罠とは気付かずに、出かける準備を始める。 そこで、イクスをどうするのか、と私は彼に尋ねた。 私としては、イクスを外に出して欲しかったので、「イクスは最近、退屈なせいか、ゴキゲンナナメだねぇ。 ストレス溜まってそうだよ」と言ってみた。 すると、プレイヤーの一人(笹沼のプレイヤーだった気がするが、よく覚えていない)が突然、爆弾発言をした。
・・・・・・おいおい、そりゃないだろう(笑) ツッコもうとしたら、さらにもう一人(これは広瀬のプレイヤーだった気がする)が、追い討ちをかけることを言った。
・・・・・・まぁ、この辺りまでは笑える。 ところがここで、肝心の小嶋がとんでもないことを言ったのだ。
・・・・・・タンスの中に盗撮写真を隠すなッ!! それ以前に、貴様自身がそういうことを認めるなぁ!!(爆) ・・・・・・・・・イクス、おもむろに右手のリミッターをはずして・・・・・・トラァァァンス・ブレード・モードッ!!(←右手を剣の形の変形させた) そして、その手でタンスを一刀両断(笑) いっそのこと、小嶋の奴もぶった切ってやろうかと思ったよ、私は・・・・・・ どうやら、私が前回のセッション終了後に感じた不安は、見事に適中してしまったようである。 この先、イクス(と私)の精神がどこまでもつのか、多いに不安である・・・・・・・・・
このセッションにおいては、これの他に特に印象に残った出来事はなかったので、この辺りで終わりにさせてもらう。 このまま、比較的平和に事が運ぶといいのだが・・・・・・・・
今だから言える! Prof.Oの私的災厄レポート☆その4
相変らず、小嶋くん(のプレイヤー)のリアクションは絶品である(笑) 私に対してだけでなく、他のプレイヤー達とのコミュニケーションまで図っているのだから。 当時の私はそこまで気が回らず、内心「このバカちんが!!」(笑)などと思っていたものだ。
そういえば、ふと思い出した事がある。 小嶋くんとイクスがナイトワーデンに向かう途中、イクスが何者かに狙撃されるというイベントがあった(都合により、本文では省略してしまったが) そんな状況で、必死に戦っていたのは案の定と言うべきか、小嶋くんただ一人だった。 私はその時、ちゃんとイクスを守れと残りの三人にハッパをかけた。 その時、広瀬(のプレイヤー)が私に一言こう言った。
「守れって言われても、すぐに傷が再生するような奴だったら、守る必要ないじゃないですか」
・・・・・・確かにイクスが狙撃された時、傷が再生していると私は言った。 理性的に考えれば、広瀬氏の意見は正しいかもしれない。 だけど、それって人として何か間違ってると思うぞ。 私が自動人形フェチである事を差し引いたとしても(笑)
その後、このセッションで出すNPCは、大抵が無力・無能な人間にしたのだが・・・・・・それはそれで、文句を言ったり、彼らをないがしろにする奴らばかりなのだから、手におえない・・・・・・・・・何をするにしろ、環境は全てを左右しうる大事なものだと、痛切に感じる瞬間である。
この件については、読者の皆様方の意見を聞きたいと思うので、意見がある方は遠慮なくBBSに書き込んで頂きたい。