シーン1 悪夢 <アダマス逆位置>
GM:さて・・・・・・レオ君ってどういう人かな?
レオ:何か、故郷がボコボコにされてこの野郎!!、と思って故郷をフッ飛ばした奴を、ぶっ飛ばしてやろうと思って、いろんな人をグルグル回ってる人。
GM:わかりやすいねぇ。
ティナ:(唐突に)私は村をボコボコにはせんからなぁ。 そんな悪党ではない(一同笑)
GM:そっちが滅ぼしてどうするんですか!! では最初のオープニングです。 まず最初は、レオ君の故郷が滅びる所から始めるけど、いいかな?
レオ:いいですよ。
GM:では・・・・・・(口調をシリアスな感じにして)村が、燃えている――― そして、村人達が何者かに惨殺されていく・・・・・・
バリス:ただ君は声を出せず、じーっとうずくまって親の死体の側に隠れている・・・・・・
GM:まだ早いです(笑) その時、母親は幼いレオ君を何者からかかばっています。
レオ:守ってもらっています。
GM:「やめて! こっちに来ないで!!」と叫ぶ母親の声が聞こえる。 母の眼前には、やや長めの銀髪の男がいます。 どこか知的な感じの男です。
バリス:ほう。
GM:ちなみに、側には既に父親の死体が転がっています。
レオ:うおっ!?
GM:「全く・・・・・・私の言う事を素直に聞いていれば良かったものを・・・・・・愚かな人間どもだ・・・」と言って、彼は指をパチンと鳴らします。 すると、自動人形が現れて、レオ君の母親を一瞬のうちに殺します!
レオ:自動人形!?
GM:「人間とはどうしてこうも愚かなのだ」と銀髪の男は、妙に悲しげに呟く。
レオ:ではその男に、<仇敵>の因縁を取ります。
GM:もちろん。 と言うかシナリオ因縁で取らせる予定だったから(笑) ○<仇敵>:銀髪の男―――この時点では名前は不明。 ・・・そして、紅蓮の炎に包まれる村をバックに、男は自動人形たちを従えて去って行く・・・・・・そんな光景が君の目に焼き付いて離れない・・・・・・
レオ:当時は恐くて、震えてただけでしょう。
バリス:銀髪の男の顔はずっと忘れられんな。
GM:覚えていてくれないと困ります(笑) その辺りで、君は夢から醒めた。 『また、あの夢か・・・』って感じだね。
バリス:金縛りにあって、はぁ!!とか(一同笑)
GM:・・・え〜、何かセリフがあればどうぞ。
レオ:ここは何も言わないで、手元に剣を引き寄せておきます。