シーン8 教会での相談 <オービス正位置>
リサ:このシーン、私も出ます。
GM:同行者ですね、わかりました。 「今から二、三週間ほど前の事です。 最近は戦争でどこもかしこも治安が荒れています。 そこで派遣されてきたのが、彼ら<鋼の傭兵団>です」
バリス:「派遣されてきた!?」
GM:「ええ、この辺りはブレダとの国境に近いので、治安維持と国境の警備を兼ねて派遣されてきたようです」
バリス:「だとすれば、これは王の責任ですぞ!」
リサ:あの無能国王か(笑)
GM:そのとおり(笑) 「噂では騎士の数が不足しているらしく、やむなく彼らを派遣したらしいのですが・・・ああも傍若無人に振舞われては」
バリス:「兵士の風上にも置けませんな!!」
レオ:戦って役に立ってるならまだしも、あれでは・・・・・・
GM:一度は戦ってブレダ軍を追っ払ってるけど、ハッキリ言ってこの町の受けた被害の方が大きい。
バリス:「それで、その派遣された奴らの隊長の名は?」
GM:「はい、ゼノン=アルセニックと申す方です」
バリス:ゼノン=アルセニック・・・・・・
GM:「これが非常に強い男でして・・・・・・町の人々が一度、レジスタンスを結成して抵抗したのですが、彼一人によって壊滅させられました・・・」
バリス:「戦争を防ぐために来た者が、争いを起こすとは!」
GM:「ところでバリス様はお気づきになったでしょうか? 彼らが人間でない事に・・・・・・」
バリス:「何かしら人間らしからぬ奴らではありましたな」
ティナ:イーッ! イーッ!!とか言って(一同笑)
GM:「・・・もう少し正確に言えば、元々は人間であったと言うべきでしょうか。 私もその手の知識には詳しくないのですが」
バリス:「聞いた事があります。 人間の能力を上げるために、何かの力で人間の体を取り換えると」
GM:「どうやら、その類のようです」
バリス:「情けないですな。 他人を守るための力を・・・・・・」
GM:「本当に、悲しい事です・・・・・・」
バリス:「人間とは情けない者で、自分が力をつければ他人を守るか、他人を傷つけるかのどちらかです」
GM:「このままでは戦争どころか、彼らによって町は滅ぼされるでしょう・・・・・・」
バリス:「私は今でこそ流浪の身ですが、騎士の端くれです。 このまま黙って見てはいられません!」
リサ:「では、私とバリスさんとでその隊長の元に行ってみるのはどうでしょう?」
GM:え! 隊長の元へ!?
リサ:隊長がダメなら、枢機卿とか。
バリス:それを報告しに行くと? しかしなぁ・・・・・・
GM:「私も一応報告はしてみたのですが、返事が返ってこないのです」
リサ:返事が返ってこない!?
GM:「こちらの報告が無視されているか、あるいは彼らが何らかの方法で握りつぶしているのか・・・・・・」
バリス:「どちらにしてもこのまま放っておけば、必ずこの町に再び災いをもたらすでしょう」
リサ:「ここはバリスさんもおられる事ですし、ここで一つ何か手を打ってみてはどうでしょう?」
バリス:「しかし、私一人では無理だろう・・・」
GM:「どういたしましょうか・・・・・・?」
バリス:という辺りで、シーンを変えましょう(笑)
GM:そうですね(笑)