シーン3 友の幻影 <グラディウス逆位置>
リサ:グラディウス逆位置〜!? うわ〜、ヤバイー!!
GM:今回も前世の夢オープニングです! あなたは今はセレンディです。
リサ:はい。
GM:今のあなたはとても退屈してます。 なぜ退屈しているかと言うと、例の彼―――レナードがいないからです。 何でも調べたい事があるそうで、大都市に行っています。
セレンディ:「つまんなぁい」と言って、外に出ようとします。
GM:出歩こうとするなら、扉を開けようとしますね? ノックをしようとした相手がビックリしてます(笑) 「セ、セレンディ様? どちらに!?」とその白いローブを着た・・・・・・え〜、こんな感じの女性がいます!
と言って、『デモンズシティ』(ダブルクロスのサプリメント)の表紙を見せるGM(一同笑)
GM:これ見た時、彼女―――ペルディータっていう名前ですが―――のイメージにぴったりでビックリしましたよ!! あ、もっと大人の女性ですけどね。 「どちらに行かれるのですか、セレンディ様!?」
セレンディ:「ちょっと散歩よ」
GM:「はぁ・・・・・・そうですか」
セレンディ:「あなたも来ない?」
GM:「よろしいのならば、お供致します」 では二人で広い庭をブラブラと・・・
セレンディ:「全く、レナードったら・・・・・・どうしちゃったのかしら?」 プンプン(←怒っているらしい)
GM:「どうしたのか、と言われましても・・・・・・レナード様は特に普段とお変わりないようでしたが?」
セレンディ:「最近、ちっとも私にかまってくれないし!」
GM:「ですが、レナード様もお忙しいご様子ですし・・・」
セレンディ:「・・・庭だけでなく、ちょっと遠出でもしてみようかしら?」
GM:「そ、それだけはなりません!!」
セレンディ:「えー、どうして!?」
GM:・・・あれ、そういえばセレンディの身分とかはまだ話してませんでしたか?
セレンディ:はい。 まだ前世の記憶が曖昧なのかな?
GM:そうですね・・・・・・まだ知らないほうが面白いですね。 「どうしてと仰られましても・・・・・・もし、あなたに万が一の事があったら、私はレナード様に顔向けができません!!」と、彼女は焦ってオロオロしてます。
セレンディ:実は私は全国指名手配犯とか!?(一同笑)
ティナ:それはアンタのN◎VAのキャラクターだ!!
GM:やっぱりこの人、アブナイです(笑) 「どうか無茶はお止め下さい!!」
セレンディ:「だって、つまんないも〜ん」
GM:「これもセレンディ様のだめですから! レナード様もセレンディ様のためを想って、頑張っておられるのですから!!」
セレンディ:「そうかしら?」 ちょっと欲求不満がつのって、ワガママ娘化してますから(笑)
GM:こっちはオロオロ。 どうしたものやら・・・・・・
ゼクト:そういう時は、その辺からセバスチャンが(一同笑)
GM:あ、そうだ!! じゃあセバスチャンじゃないけど・・・ガシャンガシャンと鎧の音がして、「セレンディ様! どちらにおられますかー? セレンディ様ー!?」と言う若い男の声が聞こえてきます。
一同:おおっ!?
GM:「あ、セレンディ様、こちらでしたか! お部屋にお見えにならないので心配しましたよ!!」
セレンディ:「大袈裟ねぇ、もう。 ちょっと庭を歩いていただけよ」
GM:「ですがセレンディ様にもしもの事があれば、私はレナード様に顔向けができません!!」
セレンディ:クスクスと苦笑しながら、「本当に大袈裟ねぇ・・・」 ところで、この人誰?(笑)
GM:この人はヴァンという人で、ペルディータと同じくレナードに雇われています。 見た通りの真面目な騎士です。
セレンディ:レナードはそこそこ身分のある人なのかな・・・・・・
GM:あなたが、という線もありますよ。
セレンディ:あ、そうか。 「も〜、家の中じゃつまんないわ! ねぇ、何か面白い事はないかしら?」
GM/ヴァン:「は? 面白い事と申されますと・・・?」 面白い事・・・・・・お人形遊びとか?
セレンディ:「そうねぇ・・・そこの池で舟遊びなんてどう?」
ゼクト:和風やね〜(笑)
GM/ヴァン:「なるほど、それでしたらよろしいでしょう」
GM/ペルディータ:「では、すぐに用意を致します」
ゼクト:で、溺れたところで目が醒めると(一同爆笑)
GM:え〜、ではそんな風にあれこれやっているとですね、「リサ・・・・・・リサ?」という声が聞こえてきます。
リサ:ハッ、と目が醒めますね?
GM:目を醒ますと、目の前に女の子―――イクスがいます。 「どうしたの?」
リサ:少しの間ボーッとしてます。 「何でもないわ。 ・・・・・・何だったのかしら、今の夢は?」
GM:「夢・・・・・・夢って何?」 やっぱお約束ですね(笑)
リサ:ちょっと説明に困りますね〜
GM:「それよりも、司祭様がリサを呼んでたけど・・・」
リサ:「わかりました、すぐに行きます」
GM:「あら、リサさん。 少し遅かったですね?」
リサ:「申し訳ありません。 何かご用でしょうか?」
GM:「あなたに頼みたい事があるのですが・・・よろしいでしょうか?」
リサ:「どのような事でしょうか?」
GM:司祭様は一通の手紙を差し出します。 「この手紙をテーベの村におられるカイン神父に届けて頂きたいのです」
リサ:「テーベですか? 少し遠いですね」
GM:「実は数日前にカイン神父から、お手紙が届いたのです。 彼は私の古くからの友人でして・・・・・・」としばらくどーでもいい話が続きます(笑) 「・・・その手紙には、最近村で事件が起こっているという事が書かれていました」
リサ:はぁ。
GM:「そこでこの手紙を届けるついでに、カイン神父を手助けして頂けませんか? 直接、私が出向きたい所ですが、何分司祭という身である以上、軽々しくこの町の外に出るわけにも参りませんから・・・・・・」
リサ:「わかりましたわ、お引き受け致します」
GM:「ありがとうございます。 できればバリスさんにもご助力を願いたかったのですが」(苦笑)(←今回、バリスは欠席)
リサ:確かに一人で行くにはちょっと不安ですねぇ・・・・・・
GM:それなら大丈夫です。 イクスをつけますから(一同爆笑) 「あの子はここの環境に、そして人になじもうとしません。 ここは旅に出して、外界からの刺激を受けてみるのが良いのではないかと思います」
リサ:「わかりましたわ」
GM:「イクスにはもう話をつけてありますから。 気をつけて行って来て下さい」