シーン9  謎の女性 <ウェントス逆位置>

 

GM:シーンプレイヤーはティナで・・・結局、教会の続きですね。

リサ:私も出てま〜す。

ティナ:では例の女性に聞こう。 「お主、なぜあのような所にいたのだ?」

GM:「私はとあるお屋敷に奉公している者でして・・・・・・久しぶりにお暇を頂いたので、故郷に帰る途中でした。 しかし、森の中で道に迷ってしまいまして・・・・・・森の中をさまよっていたら、突然狼に襲われて。 もう、無我夢中で逃げてきました・・・・・・」

ティナ:「名前はなんと言うのだ?」

GM:「ハーマイオニーと申します・・・・・・」

リサ:はーまいおにー!?

ゼクト:グレンジャー!?(笑)

GM:○リー・ポッターじゃありません!(苦笑)

 

 本当にそうなんですってば。 なんでハーマイオニーなのかは、インタールードで説明しますので・・・・・・

 

レオ:はーまい・・・・・・何??

ゼクト:ハーマイオニー=グレンジャーや。

GMだから魔女ッ子じゃありませんってば!!(←その言い方はどうかと思うが・・・・・・)

レオ:長い名前だ・・・・・・

ティナ:「それで、お主の仕えているという家はどこだ?」

GM:「は? そんな事を言わなければいけないのですか!?」

ティナ:「喋りたくなければ、喋らなくてもいい。 では、これから向かうお主の故郷とやらはどこだ?」

GM:え、村の名前ですか? そこまで考えてませんよ(笑) ・・・・・・じゃあ、村の名前は教えてもらいましたが、あなたの知らない村でした、以上!

ティナ:「狼の他に何か見なかったか?」

GM:「さぁ? 逃げるのに夢中でしたから・・・・・・」

ティナ:「まあいい」 これ以上聞く事もなさそうだし。

GM:先程の事を思い出したせいか、彼女は少し震えています。

ティナ:「落ち着け。 ここは取りあえず安心だ。 ゆっくりと休むがいい」

GM:そんな感じで言われても、落ち着けませんよ(一同笑)

リサ:「大丈夫よ・・・」 彼女の肩を優しく抱きます。

ティナ:アンタのほうが年下じゃないか?(笑)

GM:あ、言われてみるとそうかも。 まぁいいじゃないですか。

ティナ:「・・・・・・私はもう休む」

GM:では、シーンチェ・・・

ティナ:あ、ちょっと待って。 神父さんに会って、事情を話すわ。 レクスギルドから派遣されてきた事とかを。

GM:「ああ、あなたがレクスギルドの方だったんですか!」

ティナ:「ところで、確認されている野獣とか言うのはどんな奴だ?」

GM:「そうですね・・・・・・狼という目撃談が一番多いですね。 しかもただの狼ではなく、妙に賢い狼のようです」

ティナ:「ほぅ・・・・・・」

GM:落とし穴には引っ掛かりませんしね(笑)

ゼクト:昼間は襲ってこないみたいやし。

GM:あ、でも昼間に森に入った人達が襲われたという話があります。 「実に狡猾な狼のようです。 こんな事は今までになかったのですが・・・・・・」

ティナ:「まぁいい。 何か思い出したら、教えてくれ」

GM:「わかりました」  じゃあ、今度こそシーンを切り替えましょう。

ゼクト「教会どこーーーっ!!?」(一同爆笑)

GM:・・・もしかしてこのウェントスの逆位置は、この事を暗示していたのかな?(笑)