シーン4 不穏な気配 <イグニス逆位置>
GM:さてバリスさん。 あなたは今、リサのいるルフィアンの町の教会でお世話になっています。
バリス:はい。 では薪割りでもやってます。
GM:以前のセッションで殺戮者を倒した事で、図らずも傭兵団が事実上壊滅し、町の守りが薄くなってしまいました。 そこで是非あなたの力をお借りしたいというカタリナ司祭の説得により、ここに留まってる事になってますので、御了承下さい。
バリス:金もないし、仕方がない(笑)
GM:では薪割りしている所に下男がやって来て言います。 「バリス様、司祭様がお呼びです」
バリス:「わかった」 ゴツイのをバカーン!とやってから、手斧を切り株に刺して、そのままノシノシと。
GM:ちなみに、リサも司祭に呼ばれるので、このシーンに登場して下さい。
リサ:はーい。
GM:「リサさん、バリスさん。 お忙しい所をお呼びだてしてすいません」
バリス:(渋い声で)「司祭殿、お呼びでしょうか?」
GM:おお! 相変らず、重厚ですね(笑) 「リサさん、度々で申し訳ないのですが、またお使いをして頂きたいのです」
リサ:「はい。 どのようなお使いでしょう?」
GM:「ゼフォンの町の司祭様に、この包みを届けて下さい」
リサ:「これは何でしょうか?」
GM:「借り物の法衣です。 いろいろあってそこの教会からお借りしていたのですが、なかなか返す機会がなかったのです」
リサ:「わかりました。 お任せ下さい」
GM:「バリスさん、あなたにはこの子の護衛をお願いしたいのです。 最近、この地方は物騒なようですから・・・」
バリス:「承知致しました、司祭殿」
リサ:「物騒…ですか?」
GM:「お二人とも、ご存知ありませんか? 最近、この地方で聖職者を狙った、殺人事件が多発しているという話を」
リサ:「え、ええ……」
GM:「そういうわけですから、道中は十分に用心して下さいね」
リサ:「は、はい。 お心遣い、痛み入ります……」
バリス:黙ってそれを聞いている。
GM:では、シーン終了。 シーンプレイヤーのバリスが目立ってなかったなぁ(一同笑)