シーン7 新旧の対立 <レクス正位置>
GM:………どこの町に行けって言いましたっけ?(笑)
リサ:ゼフォンの町です。
GM:そう、そうだった! では二人がゼフォンの町に着いた所から始めましょう。 ゼフォンはそこそこ大きな町です。
バリス:「久しぶりの町だな」
リサ:「ええ、そうですね」と言いながら、歩いてます。
バリス:リサの後ろをノシノシと歩いている。
GM:近寄り難いオーラを感じますね(笑)
リサ:私はそんなことを気にせずに、ニコニコと笑いながら歩いています。(一同笑)
GM:そんな風に教会に向かっていくと、野次馬たちが集まってて何やら騒がしいです。
リサ:「あの〜すいません、通して頂けませんか?」
バリス:では、ズズイッと前に出る。
GM:そうすると、モーゼの如く人垣が二つに分かれていきます(一同笑)
リサ:気にせず、ニコニコと進んでいきます(笑)
GM:そんな風にして教会の前に来ると、複数の衛兵たちがいます。 「あ、何だお前たちは!?」
リサ:「あの〜、ここの司祭様にこれを届けに来たんですが…」
GM:「そうか……運が悪かったな」
リサ:「えっ!?」
GM:「司祭様は殺された。 他の教会関係者と共にな……」
リサ:真っ青になって、持っていた包みを落としてしまいます。
バリス:後ろからリサをそうっと支えよう。
リサ:これは<悪徳>なんでしょうか?
GM:その通り。 リサには…正位置ですがウェントスを(笑) バリスには……おうっクレアータ逆位置が来たー! すごいぞ、この<悪徳>!!(一同笑)
バリス:これはその日に起こったの?
GM:正確には、昨晩の事です。
ティナ:登場できるかな?
GM:あぁ、いいですよ。 積極的姿勢は大歓迎です。
ティナ:(ころころ)OK、出て来れた! 野次馬を掻き分けて、教会に進んでいこう。
GM:人垣を掻き分けていくと、二人を発見。
リサ:今にも倒れそうです。
ティナ:「おお、リサにバリスではないか。 こんな所で何をしている?」
リサ:じゃあ、ティナの顔を見て安心したのか、フラ〜ッと倒れます。
一同:お、おおうっ!?(なぜかみんな慌てる)
GM:「あ、お、お嬢さん!? ……ここでは何ですから、こちらのお嬢さんは宿舎で休ませましょうか?」と衛兵が提案します。
バリス:「それがいいだろう」
ティナ:私も着いて行こう。 その前に、現場は見せてもらえるのかな?
GM:「『禿鷲の巣』の賞金稼ぎか。 ところで…どっちの依頼で動いてる?」
ティナ:「どっち? 教会からの依頼で動いているが」
GM:「いや、それはわかるんだ。 そうじゃなくてだな……」
ティナ:ああ、そういう事ね! 「新派か旧派か、という事か?」
GM:「ま、そういう事だ」と小声で囁いてきます。
レオ:どっちでもええやん。
ティナ:事情を話してもいいかな。 ティナはそこまで頭が回ってないかもしれないし(笑)
GM:「新派か……」とその衛兵は難しい顔をします。 「協力してくれるのはありがたいのだが……ここは旧派の勢力圏なんだ」
ティナ:「事件解決のためだ。 ここは協力してもらえんか?」
GM:「そうしてやりたいのだが、私の一存だけでは何ともな……」
ティナ:「…止むをえん。 後で詳しい話だけは聞かせてくれ」と言って下がろう。
GM:では、再び<事情通>で判定を。
ティナ:≪裏情報≫を使って…(ころころ)3で成功してる。
GM:聖職者殺しは旧派の方でも起こっていて、実は旧派の方からもギルドに依頼があったんです。 ですが、そのせいでギルド自体も二分されてしまって情報が混乱してしまい、それによって捜査がより難航してるという事実がわかります。
バリス:新派も旧派もやられてるわけ?
ティナ:お互いに相手がやったと思い込んでるんだろうなぁ…… 「馬鹿げた話だな。 手を取り合う事が出来ねば、相手の思うツボだろう……」
バリス:やはりオウ○の仕業か(笑)
リサ:ですから、ア○カイダですっ!!(笑)
その話はもういいってば。