シーン12 放浪者と領主様 <オービス正位置>
GM:オープニング始める前にGMからのプレゼントとして、リザベート=バーマイスターの因縁をあげましょう。 ゼクトに聖痕者の使命とは何たるかを教えてくれた、師匠のような方とでもしておいて下さい。
リサ:ゼクトさん、お年はいくつ?
ゼクト:28です。
リサ:リザベートと一つしか違わないじゃないですか!?
GM:(ルールブックを確認して)あ、本当だ(笑)
リサ:私17歳ですけど、おばさんとか言ったら怒られるんでしょうか?(笑)
GM:そんな事言うと、「うわぁー! 湖のほうから白竜様がー!!」とか(一同笑)
ゼクト:やっぱり恩人かな、関係は。 助けられたから。
GM:ケルバーでも行き倒れの経験アリですか(一同笑) では行きましょう、ゼクトのオープニング! ゼクトはどこかの町にいたところに、リザベートからの呼び出しを受け、自由都市ケルバーに来ました。
ゼクト:「久しぶりのケルバーだぜ」
GM:あ、ところで所持金は?(笑)
レオ:来たー!!
ゼクト:んじゃ振ろかー(と言って例のオレンジダイスを取り出す)
GM:そのオレンジダイスは恐いんですけど……
ティナ:呪いのダイスだったね。
ゼクト:何言うてんの!? これは『炎』やで! やる気の色やで!!(一同笑) (いっころ)6!
レオ:微妙ー!
ゼクト:まぁこんなものかな。
レオ:俺には勝てませんがね(笑)
んなことで勝ち誇るな。
GM:ではケルバーに着いて、領主の城に向かうとまず、「貴様のような薄汚い旅人などに、リザベート様が会われるものか!」と一悶着(笑)
ゼクト:入れてくれよー!!(一同爆笑)
GM:大丈夫。 リザベート当人が出て来て、とりなしてくれますから。 「よく来てくれたわね、ゼクト」
バリス:普通はそうなるだろうな。
GM:「そうそう、ケルバーの領主様は度量が広いのよ♪」(←本物のリザベートはこんな事言いません、念の為)
レオ:自分で言うな!!(笑)
ゼクト:「それで、どういったご用件でしょうか?」
GM:「あなたがここに来た時、何か違和感を感じなかったかしら?」
ゼクト:「……ほぇ?」(一同笑)
GM:「感じなかったのね……ケルバーは今、ある種の緊張状態なのよ。 あなたも聖職者狩りの話を聞いた事があるでしょう?」 ここで、<事情通>判定をして下さい。
ゼクト:(ころころ)全然知らない(笑)
レオ:すごいやる気ですね!!(一同笑)
GM:ではリザベートがあさっての方向を向いて一言。 「こんな有名な事件なのに知らないなんて……あ、いえ、何でもないのよ(一同爆笑) 最近、ケルバーを含めた広い地域で、聖職者が多数殺傷されてる事件が多発してるの。 しかも、新派・旧派ともに襲われてるのだけど、ご丁寧に殺し方が違うのよ。 その影響で、新派・旧派がお互いの事を疑いあってるの」
ゼクト:「で、俺に頼みと言うのは?」
GM:「未確認情報なんだけど、その聖職者狩りがケルバーを狙ってるという情報があるのよ。 殺害の手口、被害者の人数からして、とても人間業ではないわ。 相手は<殺戮者>である可能性が高い……彼等を倒せるのは、私たち<聖痕者>だけ! そこで、<聖痕者>であるあなたの力を借りたいの。 もちろん、協力してくれるなら、悪いようにはしないわ」
ゼクト:「やらせて頂きます! リザベート様のためにも!!」(笑)
GM:そんな言い方だと、「貴様! リザベート様に対して馴れ馴れしいぞ!!」と言って、紋章官クラフト君の飛び蹴りが飛んできそうですが(笑)
ゼクト:ぐげっ!?
GM:ではゼクトの後頭部にクラフト君の飛び蹴りが決まったところで、シーンチェンジ(一同笑)