1/29 俺の世界観 3
何か最近町シナリオの一部のイベントが肥大しすぎてます。
以前ここで言ってた事に引っかかるかもしれないけど、マジで他のシナリオに独立してみたくなってきてます。
さて、今回はみたび自分のシナリオの世界観の事ですが。
自分にとってシナリオ作成中で一番の鬼門になるのが、「敵の設定」です。
それは基本的に自分にとって「気にくわない」とか「許せない」という輩を悪役に仕立て上げる、という単純な
手法をとっているからであります。いや、確かに人には色々な考えがあるというのは理解しているんですが。
個人的には賊のような自他共に認めるような輩より、マトモな地位で悪辣な奴の方が嫌いなんです。
それ以外に、「秩序」を声高々と主張しまくる輩も苦手です。この辺はなんか一般とは違うようですね。
何か、ファンタジー界の「秩序」っていうのは神がかった、がんじがらめみたいな感じがするんですよ。
実際、自分のシナリオの味方NPCには「_秩序派」はいなかったはずです。むしろ敵にいました。
自分の味方NPCに求めるものはこんな感じです。左のモノほど重要視してます。
人情>>義理>友情>欲望>正義感>使命感>>秩序感
現在公開しているシナリオでもプロットの段階ではもっとそれを前面に出したいのもありました。
昔は遠慮してたものです。後の方の作品は遠慮してませんが。
その例です。多少推敲もしてますが。
「氷竜退治」
村人達は困窮しながらも文句一つ言わず貢ぎ物を竜に差し出していて、
それを見た一同は憤りまたは功名心から、独断で村人にも内緒で退治に出かける。
→竜の悪役ぶりを作りきれなかったので却下。
「正義と悪の狭間で」
審問官が依頼人。妖魔たちを襲おうとすると、彼らと親交のある村人達に止められる。
依頼人は村人達をあしらい、一緒に迫害しようとする。それに憤った一同は依頼人を裏切り、
妖魔・村人達と共に戦う。
→その後の冒険者達の立場が悪すぎると考えて却下。
初めから敵にした時も、最初は「元」でなくて現役でした。
まぁ、『そっちの方が面白いんじゃない?』って声が多数来たらそう言うリメイクも考えていいかな、
と思っている今日この頃です。
一番の本音は、「これだけ言っておけば次無茶しても文句は言われにくいだろう」、ってところですな。
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