6/19 自分勝手な世界観(独り言とも言う)

僕には苦手なシナリオタイプがある。これは、プレイしてストレスがたまるとかやる気が出ないとか
そう言う意味の物ではなく、作るのが苦手(少なくとも今は逆立ちしても作れそうにない)と言う
作家としての「苦手」なのだ。そのタイプを挙げると、

1.神聖な雰囲気の漂う話 → 自分に宗教観が全く無いため
2.詩的な表現が多い話  → どうやってもそう言う言葉が出てこない

実際、作りたくないというタイプもある。もちろん他の人が作った物に勝手な文句は言いはしないが、
少なくとも自分のシナリオでは出したくない、という見解なので勘違い無きよう。

勝てない相手がいる話  → たとえどんな相手でも勝率0にはしたくないから、他(下参照)  

僕の例を挙げると、あまり人間を超越した存在を出すのを嫌がる傾向があるようだ。 
自分独自のファンタジー観を挙げると
 
 一般のファンタジー界ではあまりに人間自身の力が過小評価されている様な気がする。人間ってそんなに弱いものなのか?
 歴戦の戦士(Lv9〜10冒険者とかね)が太刀打ちできないような相手が沢山いて、すごい力を秘めたNPC(勇者や巫女とか)
 の力を使うと倒せたりする。「すごい力」が無い人間は強さが頭打ちになるのか?僕はなってはいけないと思う。
 少なくとも自分の作る世界観ではそうならないようにしようと思う。どんなに強くとも、実力で倒せない敵はいない位の世界を。
 もしそんなすごい潜在能力を持ち合わせる者を作るとしたら、それは冒険者達の前に立ちふさがる倒すべき敵(もちろん倒せる)として。
 実際ザックは実力主義で潜在能力を嫌っている。戦闘を肌で感じ、いくつもの修羅場を乗り越えてこそ戦士は強くなれる。
 潜在能力が高い元一般人や王侯貴族より、幾多もの戦場を戦い抜いた戦士の方が強くあるべきではないか。
 ザック達には潜在能力と呼べるものがない。有るとすれば、人一倍強い向上心、それだけである。

…ずいぶんファンタジー界に喧嘩売ってるような気がするな、これ。
だからカ○ーユよりジェ○ドの方が好きなんだろうな。オールドタイプ万歳。

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