Nゲージ蒸気機関車>2015年のメモ>2015.12.30(2015年の蒸機)
2015年の1年間に発売された9mmゲージ蒸気機関車を、それぞれのページから寄せ集めてみました。
基本的に国内流通の日本型ですが、気まぐれで例外もあります。他に特別限定品的なものや、イベント商品などもあるかもしれません。
・キット・完成品があるものは、キットのみ載せています。
・写真は一部前回ロットのものもあります。
・金属製品の再生産については追いきれず、気の付いたものだけ書きました。
写真が寄せ集めのため、大きさがばらばらですみません。発売月は多少前後しているかもしれません。
●C53 後期型川崎車輌製 特急テンダー仕様 ワールド工芸
ワールド工芸8つめのC53です。ステンレス製の白線用薄板が付属します。
●C12 【再生産】 やえもんデザイン
KATOのC56を利用するキャブキットの再生産。初回は別売だったロストパーツやナンバープレートも付属します。
このとき、KATOのC12はまだ発表されていませんでした。
●D51 標準形(東北仕様) KATO
昨年の1次形(なめくじ)に続く東北仕様です。防寒カーテン付き。
●片上鉄道C13 初期仕様 ワールド工芸
こういう製品まで出てくるのが少量生産に向いた金属キットの面白いところです。
●D51 498 【再生産】 KATO
外見は初回品と同じですが、最新の動力になっています。ケースも変わったので区別できます。
●三菱鉱業芦別専用鉄道 9200形 ワールド工芸
10年ぶりの改良再生産です。組み立て調整の際、動輪が抜き取れるようになったのが嬉しいです。
●8100 北炭真谷地5052仕様 ワールド工芸
5051仕様に続き、5052仕様も発売されました。
以下、ワールド工芸の再生産がありました。
●C62 32号機 【再生産】 ワールド工芸
●C62 44号機 【再生産】 ワールド工芸
●C59 127号機(重油専燃機) 【再生産】 ワールド工芸
●C61 東北型Aタイプ 【再生産】 ワールド工芸
引き続き、ワールド工芸の再生産がありました。
●C54(従台車原形仕様) 【再生産】 ワールド工芸
昨年も人気を博しました。相当格好いいと思います。キット組み立てに興味のある方には、機会があればチャレンジしていただきたいです。
薄い金属素材のよさを感じます。
●C51 給水温め器付(リニューアル) 【再生産】 ワールド工芸
●C55 34号機(流改型 九州タイプ) 【再生産】 ワールド工芸
●C53 前期型 名鉄デフ4種付 【再生産】 ワールド工芸
まだまだワールド工芸の再生産が続きます。
●8100 北炭真谷地5051仕様 【再生産】 ワールド工芸
●8100 北炭真谷地5052仕様 【再生産】 ワールド工芸
●クラウス10形 明治鉱業17号 【再生産】 ワールド工芸
●C63 やえもんデザイン
これは新製品。KATOのC58を使用するボディキットです。
●C59 戦前型 【再生産】 やえもんデザイン
●C59 戦後型 【再生産】 やえもんデザイン
C59 2種は再生産ですが、戦前型に続き戦後型も、KATOのC57 4次形の動力が使えるよう変更されているようです。
このとき、まだKATOのC59の年末発売は発表されていませんでした。
●C12 KATO
今年一番の大物?
厚みのあるプラ素材を使用しても、この小型機がプロポーションを崩さず再現できる時代になったのですから驚きますね。通電式のスポーク先輪・従輪も初採用。
●標準型Cタンク アルナイン(アルモデル)
7月にはKATOのC12の2次出荷もあったので、恐らく今年一番、小型Cタンクが全国のレイアウトを走った月だったかと思います。
●C51 248/171号機「燕」仕様 ワールド工芸
「燕」仕様は以前も発売されていますが、今回は給水温め器付きです。同時に水槽車もリニューアルされました。
※この写真は2020年にダイカスト輪心仕様にリニューアルされた際に追加しました。
●片上鉄道C13形 後期仕様 ワールド工芸
キャブがかさ上げされて形状に変化があった後期仕様です。
そして久々に乗工社→IMONからC56の発売がありました。
●C56 126 IMON
●C56 111 IMON
最初にIMONに引き継がれたときからそうだったかと思いますが、コアレスモーター搭載の完成品となっています。すぐ売り切れてしまいました。
●C60 東北型川崎Aタイプ ワールド工芸
●C60 東北型川崎Bタイプ ワールド工芸
久々にリニューアルされたC60です。テンダー台車の違いでA・Bタイプが発売されました。
しかしこの頃、KATOからC59(C60はC59の2軸従台車版)が発表されたので、何となく大方の注目はKATOからC60も出るかどうか、というあたりに行ってしまったような気がします。
●大井川鐵道 SL「かわね路」号(C11) 【再生産】 KATO
●FEF-3 【再生産】 KATO
いずれも再生産です。一時的な企画品に見えた「かわね路」は、定番化していますね。
●B20 火の粉止め付(リニューアル) ワールド工芸
コアレスモーター仕様でリニューアルされました。高嶺の花だったコアレスモーターが、Nゲージのキットにも使用される時代となったとは…。
●D51 862(中央西線時代) やえもんデザイン
●D51 戦時型+バラエティーパーツセット やえもんデザイン
今までのやえもんデザインのD51はマイクロエースかKATOの旧動力使用でしたが、今回は新D51を使用します。
●D52 標準タイプ 【再生産】 やえもんデザイン
こちらは再生産です。今年は値段の安いD51 498も再生産されているので、動力の調達には好都合でした。
●8100(寿都鉄道8105仕様) ワールド工芸
8100形のリニューアルの一環でこちらもリニューアルされました。写真は旧製品です。
●C57 144号機 ワールド工芸
●C57 38号機 ワールド工芸
切詰デフの北海道形のうち、開放キャブのまま使われたものです。
●C59 戦後形(呉線) KATO
予告から今まで本当に色々なことがあったなぁ…。もし最初の予告当時にすぐ製品が発売されていたら、どんなものであったのか、今の製品と比べてみたいですね。
●C57 1号機・ロッド赤入 トミックス
基本は前回の1号機の再生産ですが、色入れのほか、緑色のナンバープレートも追加されたので、ちょっとお得な感じです。
ワールド工芸の製品がめちゃくちゃに多いですよね。このほかに完成品も色々あるのでとても追いきれません。
何だか妙に忙しいのと、トシで金属キットの組み立てに疲労するようになり、今年のバリエーション展開品は少々欲しくてもガマンしました。
本当に欲しいものなら、あとで入手することもできるでしょう。
すでにカタログで発表されている各社の新製品のほか、ひとつだけ、どこかのメーカーに新開発してほしいものを選んでみますと、
8620
あたりかな…。
16.5mmゲージでは、今年トラムウェイが出してくれて嬉しかったです。
でも色んな製品が発売されて、本当に今は恵まれていると思います。製品化のために多くの方々が大変な努力をされていると思うのですよね。ありがたいです。