Nゲージ蒸気機関車>2017年のメモ>2017.12.30(2017年の蒸機)
2017年の1年間に発売された9mmゲージ蒸気機関車を、それぞれのページから寄せ集めてみました。
基本的に国内流通の日本型ですが、気まぐれで例外もあります。他に特別限定品的なものや、イベント商品などもあるかもしれません。
・キット・完成品があるものは、キットのみ載せています。
・写真は前回ロットや他のバリエーション製品の場合があります。
・金属製品の再生産については追いきれず、気の付いたものだけ書きました。
写真が寄せ集めのため、大きさがばらばらですみません。発売月は多少前後しているかもしれません。
●ナスミスウィルソン国鉄1220(元鉄道院1105) ワールド工芸
昨年から始まった、ナスミスウィルソン1100関連のバリエーションです。
私はなぜかナスミスウィルソン1100関係に興味が薄く、ひとつも購入していないのでした。
●夕張鉄道14号機 ワールド工芸
昨年発売の11号機のバリエーションで、フロントにスノープロー昇降用シリンダーが装備されているなど若干の違いがあります。
●貝島炭鉱鉄道コッペル31,32号機 ワールド工芸
ずれたお顔がとても楽しい機関車です。小型の機関車なのに大きく見える形態です。
●B20 1号機(リニューアル)【再入荷】 ワールド工芸
●別府鉄道3号機 ワールド工芸
ナスミスウィルソン1100の系列機です。
●真岡鐡道C11 325 トミックス
トミックス40周年として発売されました。動力関連はもっと検証を重ねたかったのではないでしょうか。
●C11 KATO
46年ぶりにフルリニューアルされました。プロトタイプも以前と同じ三次形です。作りは非常に手慣れた感じ。
しかし、蒸気機関車でトミックスとKATOがガチで重なることは珍しいです。
●GS-4 SP Lines #4449 KATO
●GS-4 BNSF Black #4449 KATO
GS-4のカラーバリエーション2種です。写真は以前のディライト色 #4453です。
●8100形(寿都鉄道8108仕様) ワールド工芸
昨年の寿都鉄道8105仕様に準じてリニューアルされた、新シリーズの8100形のバリエーションです。
昔は下廻りの組み立てが一発勝負でしたが、今は組み立て後も動輪を外して調整や試行ができるようになっています。
●日車Cタンク トーマモデルワークス
上廻りはプラキット、下廻りは黒に着色済みの金属という、本格的ですが今までにない構成。
組み立てキット系では今年最も話題になった製品ではないかと思います。
忙しい時期だったのですが、早く組み立てを始めたくて、それまで積み残していた昨年のキットの組み立てを一気に終えました。
●C62 2 北海道形【再生産】 KATO
●C62 3 北海道形【再生産】 KATO
6年ぶりの生産です。ハンドレールがプラ製になる小変更がありました。
●C62 2 梅小路機関区 KATO京都駅店
KATO京都駅店限定販売品です。通販で全国販売され、品番2017-9も与えられているので載せてみました。
(「京都駅店限定販売品」は、通常商品をショップ加工した「特製品」とは異なり、専用品番が与えられています)
●D52標準タイプ【再生産】 やえもんデザイン
KATOのD51を使うコンバージョンキットの再生産です。
●C12【再生産】 KATO
発売後2年で早くも再生産されました。付属のスノープローは新しいC11にも取り付けられます。
●大阪窯業セメントE102号 ワールド工芸
こちらはC12より少し小ぶりな1C1のタンク機です。大きめのサイドタンクに施された配管と、軽快なフロントが印象的です。
●C53後期型 汽車会社製 ワールド工芸
新しいダイカスト製の輪心パーツとなって発売されました。
●B20 10号機(リニューアル) ワールド工芸
10号機のリニューアル品です。B20はワールド工芸がオンリーワンの状態です。
●スターターセットスペシャル D51 SL列車セット【再生産】 KATO
今回は、付属のパワーパックが新型の「スタンダードSX」に代替わりし、PWM制御となりました。
毎年のように再生産されてきましたが、長年使われてきたSM-5モーターの在庫がなくなれば、終了になってしまうかもしれません。
●C55 1次型 北海道タイプ 密閉キャブ ワールド工芸
C53に続き、動輪輪心がダイカスト製になりました。動輪はC53と共通です。
●C57 135【再生産】 トミックス
トミックスが蒸機に再々参入した初の製品の再生産です。仕様は前回と同じです。
●チビロコセット メルヘンの国のSL列車【再生産】 KATO
2011年の製品の再生産です。機関車は客車に押されて走りますが、本当は今の技術をもってすれば、機関車自体に動力を搭載することもできるのでしょうね。
●D51 498【再生産】 KATO
品番が変わり、新製品扱いになりましたが再生産の一種だと思います。先輪・従輪がスポーク車輪となり、動力が最近のものに差し替えられました。
10月はイベント会場限定品として、エンドウの9600がディスプレイモデルとして再生産?されるという、古くからのファンにとってはちょっと懐かしい話題もありました。
今年はついにKATOのC11がリニューアルされ、また同時期にトミックス40周年のC11も発売され…というのが前半のビッグニュースでした。
旧世代蒸機のリニューアル計画も、ついに大山を超えたという気がします。
では旧世代蒸機の使い道が急になくなるかというと、そんなことはなく、新製品が出たからと言って旧製品の良さが突然パッと消えることはないのでした。
それぞれ、違ったものですね。