Nゲージ蒸気機関車2023年のメモ>2023.12.30(2023年の蒸機)

2023年に発売された蒸気機関車

2023年の1年間に発売された9mmゲージ蒸気機関車を、それぞれのページから寄せ集めました。
基本的に鉄道模型メーカーが製造した一般流通の日本型です。ショップ特製品や個人販売品、イベント商品などは含みません(把握不可能です)。
・キット・完成品があるものは、キットのみ載せています。
・金属製品の再生産については追いきれず、気の付いたものだけ書きました。
・写真は前回ロットや他のバリエーション製品の場合があります。

2023.12.30


2月

C55(3次形・北海道仕様) トミックス
トミックス C55

トミックス久々の国鉄現役蒸機です。C57 135の着せ替え的な構造ですが、特徴を捉えた前面やスポーク動輪廻りなど、感じよく仕上がっています。
一見地味ですけども、実は私のサイトでは前年からの1年間で最もたくさん喜びのメールを頂いた模型でした。SNSよりメールで連絡を取り合っていた世代にマッチしたのかな、などと考えていました。
(ちなみに2番目はトラムウェイのC10でした)

D51 200【再生産】 KATO
KATO D51 200

2018年製品の再生産です。今回からAssyパーツにD51 200の専用ヘッドライトが加わりました。


3月

C51 247/249「燕」仕様(III) ワールド工芸
C51 247/249「燕」

従来のC51 247/249の再生産で、今回はモーターがコアレスモーターに変更されています(商品としてはリニューアル扱い)。
初代:プラスポーク動輪→2代目:ダイカスト輪心→3代目:モーター変更、という流れです。
ワールド工芸としてはほぼ1年ぶりの蒸気機関車キットの発売でした。写真は2012年製品です。


4月

日車35トンCタンク 南薩4号機 トーマモデルワークス
日車35トンCタンク 南薩4号機

上廻りは光造形で細い配管も含めてほぼ一体、動力部は組み立て調整済みという、誰もが取り組める待望のCタンクです。
動力部は超低速仕様なので安定してゆっくり走れます。小型蒸機ファン、簡単な工作が好きなファンには今年一番注目された製品かも。

7月にも追加生産がありました。


5月

ユニオン・パシフィック鉄道 ビッグボーイ#4014 KATO U.S.A.
ビッグボーイ#4014

本年のKATOの超大作です。全長25cmにも及ぶ長大な車体が公式にR282mm、場合によってはR249mmまで通過する様は圧巻です。各部の可動機構は模型的にも見ていて楽しいです。
有名な機関車のため国内でもDCCなしの1モデルが発売され、5月と7月の2回に分けて出荷されました。


6月

鉄道院18900形(国鉄C51)II ワールド工芸
鉄道院18900形

3月のC51 247/249同様、モーターがコアレスモーターに変更された再生産です(商品としてはリニューアル扱い)。
写真は初回品です。

B20 一般型(III)【再生産】 ワールド工芸
B20 一般型(初代)

2017年に改良された三代目製品の再生産です。写真は手持ちの初代製品のためクロスヘッドが固定されています(現在は可動)。


7月

C54 従台車原型仕様(III) ワールド工芸
C54 従台車原型仕様

3月のC51 247/249や6月の18900形同様に、モーターがコアレスモーターに変更された再生産です(商品としてはリニューアル扱い)。
自社に強みのある形式を順調に再投入してくれています。
写真はプラ製スポーク輪心だった初回品です。

ほか、7月にはトーマモデルワークスの日車35トンCタンク 南薩4号機(動力組立済)の追加生産と、KATOのビッグボーイ#4014の2次出荷がありました。


9月

ユニオン・パシフィック鉄道 FEF-3 #844(黒) KATO U.S.A.
UP FEF-3 #844

2014年に発売された844号機の再生産です(写真は初回品)。これも今年のビッグボーイと同様、発売時はその大迫力と丁寧な作りに驚かされました。


11月

ボールドウィン9号 トーマモデルワークス
ボールドウィン9号

10年前に金属キットで発売されたことがある、明治村でおなじみの機関車です。今回は3Dプリント製となってリニューアルされ、組み立ては格段に簡単になりました。

国鉄1240形 トーマモデルワークス
1240形

同型の1240形も同時に発売されました。いずれも超スロー走行可能な組み立て済みの動力ユニットです。これらは来年1月に再生産が予定されています。

D51船底型テンダー やえもんデザイン
D51船底型テンダー

これは機関車全体の模型ではなく、テンダー部のみのパーツ扱いですが、やえもんデザインからの久々のNゲージ車両ということで並べてみました。
一度売り切れて追加生産もあり、来年にはC58用の船底型テンダーも予定されているそうです。


12月

C58 239 トミックス
トミックス C58 239

しばらくの間市場になかった形式で、ファンからは熱望されていたC58がついに発売されました。
早速多くの方が改造のベースに使われ始めていますし、この正月に色々遊ぼうと計画されている方も多いと思います。

C53 前期型 大鉄標準デフIII ワールド工芸
C53デフ付き

C53 前期型 デフ無しIII ワールド工芸
C53デフなし

2011年に発売され、2019年にダイカスト輪心化されているC53の定番2種です。これらもコアレスモーターに変更のうえ再生産されました。
写真はプラ製スポーク輪心だった初回品です。


振り返ってみれば今年はトミックス・トーマモデルワークスが次々と新作蒸機を出す大活躍でした。ワールド工芸がちょうどよいペースで新モーター化を継続してくれたうえ、やえもんデザインも久々に新作パーツを出してくれて、いい感じの年でしたね。

KATOは何と言っても超大作・ビッグボーイの強烈さが印象的でしたが、このあとすぐC56 160が控えており、指折り数えて待っている方もいらっしゃると思います。

やえもんデザインの船底型テンダーを組み立ててみて、8620形の凸形テンダーとか最初期テンダーとかもあれば一定の需要があるかもな〜とも考えました。KATOの8620が発売されてから数年経ってしまいましたけども。

私は今年2月にC55流線形を作ったときから3Dプリンターに材料の樹脂を入れっぱなしで、一度も回収しませんでした。継ぎ足し継ぎ足しで秘伝のタレ状態です。いえそんな有用なものではなくて単に汚れていくだけだと思いますが。 知らないうちに造形フィルムに穴が開いていて、漏れ出していたらどうしようなんて頭をよぎることがありますが、ここまで来たら一度痛い目に遭わないと回収しないかも。
9700形がよくわからなかったのですが一番面白かったです。元データはなぜか作ってあった8100形で(その採寸元はワールド工芸の8100原型タイプより)、それをどんどん変形させていきました。

D51 60, C55流線形, C51 274, 9700


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