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4110

4110

2001.10.1/2010.1.8

2000年9月、トレインショップから9mmゲージ初の4110が2タイプ同時に発売されました。
ところが1年も経たないうちにマイクロエースから4110(前期型)が発売され、またも高価なブラス製品と安価なプラ製品が短期間に競合してしまいました。
2005年9月には、マイクロエースより後期型もラインナップされています。

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横から

トレインショップ 真谷地5056 トレインショップ 側面 トレインショップ 真谷地5056
(拡大写真)
マイクロエース 4122(前期型) マイクロエース 前期型 側面 マイクロエース 4122(前期型)
(拡大写真)
マイクロエース 美唄鉄道4(後期型) マイクロエース 前期型 側面 マイクロエース 美唄鉄道4(後期型)
(拡大写真)

トレインショップ製品は真鍮の手作りで、こまごましたパイピングなどがすべて線材とハンダ付けで表現されています(この個体はちょっと後ろが下がっているようです)。
マイクロエース製品は同社小型機によく見られる背の高さがなく、屋根などトレインショップ製品よりも低いくらいです。
マイクロエースの蒸機はこの前後、8200、C52、4110、E10と形態的な当たりが続いていました。ただし、その後のC50、C53で元に戻ります。

前後から

トレインショップ 前面 マイクロエース 前期型 前面 マイクロエース 後期型 前面
トレインショップ
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マイクロエース
前期型 (拡大)
マイクロエース
後期型 (拡大)
トレインショップ 後面 マイクロエース 前期型 後面 マイクロエース 後期型 後面
トレインショップ
(拡大)
マイクロエース
前期型 (拡大)
マイクロエース
後期型 (拡大)

丸みの強い煙室扉や、エプロンとツライチのシリンダーブロックなど、どれもなかなかよく雰囲気が出ています。ロストパーツの仕上げの関係で、トレインショップはかなり使い古された感じに見えます。
ナンバーの形状やシリンダー形状の違いで、別形式のように表情の違う機関車になっています。

上から

トレインショップ トレインショップ トレインショップ
マイクロエース 前期型 マイクロエース 前期型 マイクロエース 前期型
マイクロエース 後期型 マイクロエース 後期型 マイクロエース 後期型

長さはどれもほぼ同じです。左右のエアタンクの位置などでバリエーションの違いがあります。

編成バランス

貨車を引かせてみると、こんな具合です。

トレインショップ
トレインショップ+貨車

マイクロエース
マイクロエース+貨車


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