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4110 その2

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フロント周辺

トレインショップ 現在の真谷地
トレインショップ(真谷地5056)
手作りの様子が、いかにも働いている機関車という表現に見え、存在感があります。
かつての活躍の場も、今ではバスが数本残るのみ。
(2003年11月撮影)
マイクロエース 2号機 マイクロエース 後期型
マイクロエース 前期型
シリンダーブロックが上下に長く、特徴的な形です。煙突も長くなっています。こちらの再生産を望む方もいらっしゃるかもしれません。
マイクロエース 後期型
ランボードが2段なので、前期型とは雰囲気がだいぶ違います。

ボイラー左右

エアタンクの位置やコンプレッサーの位置がすべて違い、見比べると面白いです。

トレインショップ 公式側 トレインショップ 非公式側
トレインショップ
マイクロエース 前期型 公式側 マイクロエース 前期型 非公式側
マイクロエース 前期型
マイクロエース 後期型 公式側 マイクロエース 後期型 非公式側
マイクロエース 後期型

配管がすべて線材でできているトレインショップはもちろん、マイクロエースもモールドと線材によるディテール表現が効果的です。


トレインショップ

4110(真谷地5056) 2000年

トレインショップ 4110(真谷地5056)
2000年 (拡大写真)
トレインショップ 後ろから (拡大写真)

2000年9月に「三菱美唄2号機」「真谷地5056」の2種が同時発売されました。C12・C56に次ぐ同社のシリーズ第3弾で、製造は韓国のSamhongsaです。
コアレスモーターで滑らかに動き、全体のプロポーションが良いのはもちろん、いつものように細部まで手作りで細かく表現されています。
「何かと組立にお気にさわる部分があろうかと思いますが」と説明書に記されていますが、ここまで自分で作れる人はあまりいないと思います。

トレインショップ前面拡大 トレインショップ キャブ後方
小さな模型なのに、金属でできた手作りの質感が抜群で、迫力があります。 手すりなど浮いている部分は、線材を使ってことごとく浮かせています。最初のC12と比べると、サイドタンクの平面性などもよくなっています。

三菱美唄2号機も欲しかったのですが、高いものなので2両はつらく、このときは見送ってしまいました。おそらくもう店頭で見ることはできないのでしょう。


マイクロエース

A7702 4110型 4122(前期型) 2001年

マイクロエース 前期型

A7702
4110型 4122(前期型)

2001年 (拡大写真)

E10 2と同時に発売されました。ワムが1両おまけについています。

マイクロエース 前期型 後ろから (拡大写真)

A7704 4110型 4(後期型)美唄鉄道 2005年

マイクロエース 後期型

A7704
4110型 4(後期型)美唄鉄道

2005年 (拡大写真)

バリエーション追加として、E10 1と同時に発売されました。値段は据え置かれましたが、貨車のおまけはなくなりました。

マイクロエース 後期型 後ろから

(拡大写真)

前面だけではなく、コールバンカの形も4122とは違います。
同時発売のE10と違い、後部ライトに銀色は入っていません。

2001年8月に、E10と同時に発売されました。いつもマイクロエースでは同一形式を2タイプで発売しますが、4110とE10は1つずつです。どうもこの2形式でひとつのペアとして扱われているようで、品番もちょうどそのようになっています。

品番品名ケース台紙備考
A7701E10 2緑色ワム70000付き
A77024110型 4122(前期型)緑色ワム70000付き
A7703E10 1(金沢機関区)茶色 
A77044110型 4(後期型)美唄鉄道茶色 

プロポーションがよいので、いつもの激しいマイクロエース製品を見慣れた人は、これが同社製品とは思わないかもしれません。 ディテールアップや部分的な修正を施したり、窓周りなどを別形態に改造したりしてみるのも面白いと思います。
とはいえ、全国にファンが大勢いる機関車というわけではないと思いますから、もし店頭で余ってしまえば、当分残っているかもしれません。


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