Nゲージ蒸気機関車>蒸機の紹介>7100
2004.5.16/2012.5.25
北海道初の蒸気機関車で、7100というより「弁慶」「義経」などの愛称のほうが有名です。
かなり前に発売された中村精密の製品と、2002年のマイクロエース製品しかなく、市場で重なっている時期はありません。
中村精密 | 中村精密 (拡大写真) |
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マイクロエース 弁慶 | マイクロエース 弁慶 (拡大写真) |
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マイクロエース 義経 | マイクロエース 義経 (拡大写真) |
とても小さい機関車で、実物は10数メートルしかありません。テンダーに至っては4メートルほどで、乗用車程度です。その小さいテンダーが2軸や3軸ではなく、4軸の車輪が窮屈そうに並んでいるのも面白いです。
模型もたいへん小さいため、マイクロエース製品は公称1/130とされています。中村精密もほぼ同じ大きさです。
中村精密 (拡大) |
マイクロエース 弁慶(拡大) |
マイクロエース 義経(拡大) |
マイクロエースのほうがボイラー中心が低く見えますが、カウ・キャッチャーの裾は高くなっています。
車体はどれもピカピカに塗装されています。
中村精密 (拡大) |
マイクロエース 弁慶(拡大) |
マイクロエース 義経(拡大) |
中村精密の製品は通常はテンダードライブですが、テンダーがこの小ささではそれもできなかったようで、モーターは後続の客車に入っています。
マイクロエースの弁慶と義経は、カプラー上にある箱の有無で見分けられます。装飾塗装が美しいです。
中村精密 | 中村精密 | |
マイクロエース 弁慶 | マイクロエース 弁慶 | |
マイクロエース 義経 | マイクロエース 義経 |
中村精密は煙突とドームがピカピカの真鍮で、よいアクセントになっています。
中村精密
マイクロエース 弁慶
中村精密は機関車とその次位の客車(開拓使号)の2両でセットになっており、客車側に動力が入っています。よって機関車単機では走行できません。