Nゲージ蒸気機関車>蒸機の紹介>C10

C10

C10

2004.12.23/2022.12.14

C10はC11に形は似ていますが、時代的に少し前のつくりで、軽快さの中にも重々しい感じを受ける機関車です。
9mmゲージの完成品は長い間マイクロエースのみでしたが、2018年になってトラムウェイからも追加されました。

[1] 2 3


横から

マイクロエース C10 1 C10 1 マイクロエース C10 1
(拡大写真)
マイクロエース C10 8 (初回品) C10 8 マイクロエース C10 8 (初回品)
(拡大写真)
マイクロエース C10 8 (改良品) C10 8 マイクロエース C10 8 (改良品)
(拡大写真)
トラムウェイ C10 C11 トラムウェイ C10
(拡大写真)
トラムウェイ C10 (重見式給水温メ管タイプ) C11 重見式 トラムウェイ C10 (重見式給水温メ管タイプ)
(拡大写真)

C10はマイクロエースの蒸機ラインナップの末期の2003年に発売されたので、同社の中では比較的新しい仕様となっており、初めから車輪が黒色車輪になっていました。
また、C10 8は2019年に改良品として再発売されました。ここでは改良前後を両方載せてみました。

マイクロエース・トラムウェイともに、初期の重見式給水温め器を装着したタイプもラインナップしています。

前から

マイクロエース C10 1 マイクロエース C10 8 マイクロエース C10 8 改良品 トラムウェイ C10
マイクロエース
C10 1
(拡大)
マイクロエース
C10 8 (初回品)
(拡大)
マイクロエース
C10 8 (改良品)
(拡大)
トラムウェイ
C10
(拡大)

マイクロエースは昔ながらのボイラーが太く高いスタイルで、後発のトラムウェイとは対照的です。
キャブ部分の横幅もマイクロエースのほうが広いのですが、前デッキ〜ランボード部の横幅は、トラムウェイのほうが少し広くなっています。

後ろから

マイクロエース C10 1 マイクロエース C10 8 マイクロエース C10 8 改良品 トラムウェイ C10
マイクロエース
C10 1
(拡大)
マイクロエース
C10 8 (初回品)
(拡大)
マイクロエース
C10 8 (改良品)
(拡大)
トラムウェイ
C10
(拡大)

マイクロエースのC10 1と、C10 8(初回品)の後部ディテールはまったく同じものでした。
後ろから見ると、マイクロエースとトラムウェイでは、炭庫の高さ、キャブの高さがだいぶ違うのがわかります。

上から

マイクロエース C10 1 マイクロエース C10 1 マイクロエース C10 1
マイクロエース C10 8 (初回品) マイクロエース C10 8 マイクロエース C10 8 (初回品)
マイクロエース C10 8 (改良品) マイクロエース C10 8 改良品 マイクロエース C10 8 (改良品)
トラムウェイ C10 トラムウェイ C10 トラムウェイ C10

真上から見ると、横から見るほど大きな印象の違いはありません。
マイクロエース製品はタンク上部の給水口が前後とも省略されています。これは同社のC11もそうで、ちょっと気になるところです。

編成のバランス

客車(オハ35系)を並べてみたところです。
さすがに、初めから小型モーターを用いた設計がなされたトラムウェイは車高が低く、すっきりした編成のシルエットです。

マイクロエースは車高が高く、キャブと客車の窓の高さがほとんど食い違っているほどですが、よく走る模型であり、レイアウトで列車編成を走らせる楽しさは十分にあります。キャブ窓の高さはC10 8 改良品にてわずかに低くなりました。

マイクロエース C10 1
マイクロエース C10 1

マイクロエース C10 8 (改良品)
マイクロエース C10 8 改良品

トラムウェイ C10
トラムウェイ C10


[次ページへ→]

[1] 2 3

「Nゲージ蒸気機関車」トップページに戻る