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8200/C52

C52

2005.3.17

C53の前身となった3シリンダーの輸入機ですが、実物をご覧になった方はそう多くはないと思います。
9mmゲージの模型はマイクロエースから発売されています。多くのマイクロエース製品と違い、長さだけではなく高さもほぼ1/150になっており、下廻りとのバランスも良くなっています。

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横から

C52 6 C52 6 C52 6
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8200型 8201 8201 8200型 8201
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C53 C53 C53
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他社に比べるものがないので、マイクロエースのC53を並べてみました。C52よりC53のほうがあとに発売されています。
C52はC53に比べると頭一つ低く、屋根の高さが約25.4mmで、客車ときれいに揃います。テンダー車輪も実物の940mm車輪に合わせて大きいものが付いており、台車の上に隙間を感じないのも美しいです。

8201のサイドロッドが逆さまについていますが、単にこの個体の不良かと思います。

前から

C52 6 8201 C53
C52 6
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8201
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C53
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C52 6には、あのマイクロエースの首付きヘッドライトがないので、得をしているように思います。
標識の赤も模型としては楽しいアクセントです。

後ろから

C52 6 8201 C53
C52 6
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8201
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C53
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バック運転用のため前側にライトのないC52 6は、テンダーにライトがついており、実際に点灯します。

動力ユニット

C52は、ちゃんと車高の低い動力ユニットを新製しています。C53と比べると下のようになります。

C52(8201)の動力 C52(8201)の動力 C52(8201)の動力
C53の動力 C53の動力 C53の動力

赤線は同じ高さに引いてあります。
C52はC53などと比べて動輪が小さいので、ギヤやモーターの位置を下げやすかったのではないかと思います。


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