2007年にマイクロエースから発売されたC56 160が、改良品として再生産されています。
C56 160(初回品) 2007年 (拡大写真) 初回品の160号機です。 |
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C56 160 改良品 2012年 (拡大写真) 今回の製品です。値段は5年の間に1,000円少々上がりました。まあ、仕方ないです。 |
全体の感じはそれほど変わりませんが、ナンバーが赤になり、サンドドームに「架線注意」の表記が追加されています。
金色の印刷は前回よりも黄色っぽくなっています。ちょうどシルバーの上に、クリアーイエローを塗ったような感じです。
2010年製品のC56 91・92では、赤ナンバーが平面印刷になっていましたが、今回はモールドです。
初回品 煙室戸手すりは銀、そのステーとつかみ棒は銀でした。 |
改良品(今回) 煙室戸手すりとステーは黒、つかみ棒は金色に変更されています。 |
初回品 |
改良品(今回) こちらも「架線注意」の追加です。 |
初回品 この頃は床板は普通のネジ留め式でした。 |
改良品(今回) 今はダイキャストブロックのツメに床板をはめ込むようになっています。今のところこの変更がなされたのは2010年以降のC56だけではないでしょうか。動輪は左先行です。 |
全体の建付けは、どこまでが個体差なのかよくわかりません。買うときはあまり厳しく見ないほうがいいような気がします。
初回品の160号機は、同じ年に発売されたマイクロエースのC57 1号機と組み合わせる目的があったことと思いますが、今回はトミックスのC57 1号機との組み合わせも意識したでしょうか。再生産の要望があったのかもしれません。
でも私は…まだ恐ろしくてその組み合わせは試していません。
追記 実際に試した方からお知らせをいただきました。トミックスのC57 1号機と重連しても動作的な問題は特に起きないようです。ただC56側の重連用カプラーの具合の関係で、一部のレイアウトで脱線することはあったそうです。ありがとうございました。