2011年に発売されたC57 1号機のマイナーチェンジ版で、やや味付けを変えて再生産したもののようです。
品番は別になっています。
2015.12.29
一見、色だけが変わっているように見えますが、どこか他に変わっているところはないかと思い、初回品と各部写真を並べてみました。
品番2008
C57 1号機・ロッド赤入
(拡大写真)
今回の製品です。
品番2004
C57 1号機
(拡大写真)
4年前に発売された初代の1号機です。
今回の製品(ロッド赤入)には、初回品と同じ黒ナンバーに加えて、緑ナンバーも付属しています。
初回品と区別するために緑ナンバーを付けてみました。車体にはめ込む前に、側面の厚みの部分に黒マジックを塗って、緑色を隠しています。
2008 ロッド赤入 |
2004 初代 |
煙室扉の手すりがグレーから黒になっています(取付済)。端梁にも白線が入っています。
写真は付属の集煙装置とヘッドマークを付けてあります。
つかみ棒とテールライト、エアホースは今までどおりユーザー取り付けで、テールライトの取り付けには穴あけも必要です。説明書に0.5mmドリルとありますが、手持ちの刃では0.6mmがぴったりでした。0.5mmで開けてみてきつければ、無理せず0.6mm以上で広げるのがよいと思います。
2008
ロッド赤入
2004
初代
同じ…でしょうか。
2008
ロッド赤入
2004
初代
2008 ロッド赤入 |
2004 初代 |
カプラーは、私が適当に交換してしまっているので、製品そのままではありません。
2008 ロッド赤入 |
2004 初代 |
2008 ロッド赤入 |
2004 初代 |
分配弁の下あたりの形が変わっているように見えますが、これは初代のほうを私がひん曲げてしまったためで(写真を撮ってから気付きました)、両者同じ形です。
2008
ロッド赤入
2004
初代
モーター外装の模様が若干違うぐらいで(部品の仕入れ時期による違いでしょう)、同じだと思います。走りも同じで良好です。
C57シリーズのあとに発売された、KATOのコアレスモーター機の走りがまたよいため、今では普通に感じるようになりましたが、最初は本当にびっくりしたものです。
帽子を取った様子。右が今回のロッド赤入です。
というわけで、私が見た限りではロッドの赤、端梁の白、煙室扉手すりの黒という色違いのほかは初回品と同じでした。
説明書も今回から、両方の品番が併記された共通のものになっています。初回品を買い逃した方や、増備したかった方も安心して今回の製品を(同じものとして)購入できるのでは、と思います。ナンバープレートが2色入っているので初代よりお得な感じです。
本体価格は¥17,800で、初代と同じです。KATOの価格帯と比べて高かったのですが、いまやKATOのリニューアルC50が2万円と発表されていますから、その内容次第では安く感じるようになるかも?しれません(逆もありえますが)。
そういえば…昨年のC57 180号機門デフでは、機関部とテンダーを泣き別れにし、ドローバーも別収納するというケースが使われていましたが、今回のC57 1号機(ロッド赤入)は従来と同じケースでした。1両をそのまましまうことができ、出すときはケースをひっくり返して手のひらで受けることができる普通のタイプです。
昨年の門デフのケースを気に入っていた方や、がんばってあの方式を考えた方には申し訳ありませんが、ちょっとホッとしました。
古いものですが、C57 1号機 初代製品のご紹介はこちら→C57 1(トミックス)
さて、一通りトミックスのC57をいじって、ケースにしまう前に確認することは…コンビネーションレバーが残っているかどうかです。
一度落としたことがある方は、要注意ですヨ。もちろん私も。
落としたばかりなら、まだあまり遠くまで行っていないかもしれません。