Nゲージ蒸気機関車>2007年のメモ>2007.11.17(C57山口号タイプ 2007年製品)
2006年より再生産が続いてきたKATOのC57の第3弾です。基本的には最近の小変更と同じ変更が施されていますが、全体的には前回のものと同じです。
KATO「山口号タイプ」 2007年製品 私が買ったものはやや大きくテンダーが傾いていたので、このあと修正しました(台車を外して取り付けなおしただけ)。 |
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マイクロエース「やまぐち号・標準」 2007年製品 こちらはアリイから2007年に発売されたやまぐち号です。 全長は約1/150に抑えられています。似ているかどうかという疑問を持たせない格好ですが、実物の色入れや飾りが印象に残っているという方はこちらを選ばれるかもしれません。 |
集煙装置は今の製品はどちらも外せます。アリイもちょっと固いですが取ることはできます。
180号機も標準型(2007)も同じですが、前回と一番印象が変わって見えるのはタイヤの厚みです。
KATO(今回) 車輪が黒色になり、見た目にかなり薄くなっています。 |
KATO(前回) 前回は銀色車輪でタイヤが厚めでした。 |
左がKATO、右がアリイです。KATOのほうが金型の精密度のオーダーが高いので、これだけ拡大しても破綻しないのはさすがです。基本的に20年前の製品なのですが…。アリイはその点はやや苦手なので、各部の色入れなど、勝てそうな土俵で勝負しているのかもしれません。
今回私が買ったKATO製品の先輪で、一部気になるところがあります。
前後の先輪の輪心パーツが違いますよね。現在の1号機にも前後の違いがあるんでしょうか。あまり細部には詳しくないので(わたくし全体のシルエットしか見ていないので…)、どなたか教えていただけますと助かります。
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●その後 なんと早速、2007年夏に撮影した1号機の鮮明な先台車の写真を送っていただきました。
前後の先輪がぴたりと同じ形というわけではありませんが、夏時点では上の写真のような前後の違いはないように見えますね。
もし間違いを引いたのだとすれば、これはこれで貴重かも。ありがとうございました。
●比較した模型について
・KATO C57山口号タイプ(2007-1) 2007年製品
・KATO C57山口号タイプ(2007-1) 2001年製品
・マイクロエース C57 1やまぐち号・標準(A9909)