Nゲージ蒸気機関車2007年のメモ>2007.8.11(C57 2007年製品)

C57(KATO) 2007年製品

前回は再生産までに10年以上かかった標準タイプのC57(2007)ですが、今回は3年で再生産されました。
標準的な旅客型機関車なので、頻繁に再生産されることは大歓迎です。


全体

KATOC57 2007年製品 KATO 2007年製品
今回の製品です。前回との違いは車輪の色と先輪フランジぐらいです。
ナンバープレートのみ別付で、1・5・39・103が付属しています。
アリイC57やまぐち号 マイクロエース 2007年製品
お友達も連れてきました。先日発売されたばかりのやまぐち号です。
KATOC57 2007年製品 KATO
普通はこんな感じで見下ろして遊ぶことが多いでしょう。
アリイC57やまぐち号 マイクロエース
ロングキャブなので少し感じが違います。下廻りと上廻りのバランスは、両社でずいぶんと違います。

今回のKATOの上廻りは、ほんの少し塗装に艶が出た程度で、まずほとんど変わっていません。前回品と並べても違和感はないと思います。

前面

前回の製品、およびお友達と比べました。

KATO 今回
KATO(今回)
車輪が黒色になり、フランジが標準の高さになりました。煙室扉がちょっと小さめに見えますが、同じシリーズの180号機(2013)では少し大きくなっています。
KATO 前回
KATO(前回)
前回は先輪スポークが改良されましたが、フランジは脱線防止を狙った高いものでした。銀車輪で8本スポークの輪心を採用したロットはこれだけでした。
アリイ
アリイ(やまぐち号)
こちらはおなじみのアリイ特有の顔です。各種の印刷表記でお化粧されています。

動力

KATOC57 動力

動力部の様子も前回と同じです。走行音、ライトの点灯の様子まで何も違いはありません。本当に車輪が黒色になった程度の違いですが、このへんは好き好きでしょう。
KATOは全体の組立精度が高く、部品も隙間なく組み合わせられていて、車体が傾いていることも少ないです。壊れやすい部分も少ないので、初めての方にも取り扱いが楽です。

客車と

アリイ C57+スハフ42 KATO
KATO C57+スハフ42 アリイ

それぞれ、後ろはKATOの旧スハフ42です。
長かったり高かったり色々ですが、どれを買えば満足度が高いかは、こうした形の比較とは必ずしも関係ないようです。C57の列車に乗っていた頃のちょっとした出来事が思い出されたり、この模型が走るレイアウトを作る楽しさを味わったりしたときに、心の中に生まれている価値は形を超えているように思います。


●比較した模型について
・KATO C57(2007) 2007年製品
・KATO C57(2007) 2004年製品
・マイクロエース C57 1やまぐち号・標準(A9909)

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