2022.10.20
KATOのC62東海道形(現行品 2017-7)を使った軽い遊びです。
すでに生産終了になった初回動力版のC62 東海道形(品番2019-2)には、バリエーションとしてC62 18(品番2019-1)がありました。
これらの外見上の違いは少しです。
C62東海道形(2019-2) 初回動力 | C62 18(2019-1) C62東海道形との違いは、デフの下がりつばめマーク・ナンバープレートの高さ・煙室下のシンダー除けの有無です。 |
これに倣って現在のC62東海道形(2017-7)を加工しました。
といってもシンダー除けの削り取りは省略したので、ナンバープレートとつばめマークを貼っただけです。
18号機のナンバープレートは、手持ちのレボリューションファクトリー製品に含まれていたので、そのまま使いました。
下がりつばめのマークがエッチング表現されたデフもありました。使い方としては、プラ製デフの外側に貼り重ねるのが簡単でしょうか。ただ今回は使いませんでした。
先日読んだ蒸気機関車Ex(Vol.50)に、C62 18号機のつばめマークは、名古屋区にてお召し機装飾用の真鍮板で製作したとの記載がありました。
最終的にクロムメッキや塗装を施して使用したのかもしれませんが、もし真鍮を磨き出した金色のツバメが付いていたら面白いと思いまして、テプラの金色テープでシールを作りました。
写真を参考に、つばめの全長をざっくりデフレクターの幅の1/3に決めました。KATOの2号機や18号機に比べるとやや大きいです。
「テプラ」PRO SR5900Pで実際に使った元画像そのものです。解像度が360dpiのため、つばめ1羽の長さが60ドット程度しかなく、おまけに白黒2値なのでガタガタです。
この画像をテープ幅12mm、長さ25mmの設定で印刷しました。
2号機の写真をもとに描いたので、羽の流れ方が実物の18号機とは微妙に違います。こんなガタガタで、違うも何もという気もしますが違います(笑)。
キレイにマークの輪郭に沿って切り抜ければよいのですが、何しろ長さ4mm程度と小さいので私にはうまくいきません。
この写真を撮った後も何度か貼り直しているうち、テープの縁のほうが白っぽくなってきて、まさに貼り直した汚いシールに見えてきました。
ナンバープレートの取り付け位置のくぼみをプラ板で埋め、金属のプレートを貼り付けました。
前面プレートは下にずらしただけなので上部に隙間があり、ちょっと表情に険があるかもです。
シールの切り抜きと貼り付けが、とにかくきれいにできませんでした。
失敗だったかなぁとがっかりしていましたが、翌朝外から差した光で金色のつばめマークが浮き立って見えたので、まあいいかと思い直しました。
粗が見えるので、あまり近くでは見たくないですね。
それだけなので、関連のありそうなものを並べまして終わります。
C62東海道形(2017-7) | にせC62 18 ※今回作ったもの | C62 2東海道形(2017-8) |
C62東海道形(2019-2) 生産終了 | C62 18(2019-1) 生産終了 |
つばめマーク単体の市販商品はほとんどないかと思います。まあ期待されるような価格では利益が出そうもない品ではあります。
ワールド工芸のC62 2号機(II)キットにはエッチング製のつばめマークが付属していました。
インレタのつばめマークならKATOの旧C62(品番2003)に付属していたので、お持ちの方も多いと思います。しかし古いインレタは乾いて転写できなくなっているかもしれません。
ワールド工芸も初期はインレタでした。私が買った旧製品のC62 2号機には2号機と18号機のマークが入っていました。当時その転写にほとんど失敗し(笑)、一部はKATOのC62のインレタで代用しました。翼や尾の先をちょっと削り、小さくして使いました。