Nゲージ蒸気機関車>2008年のメモ>2008.1.6(C62の重連実験)
実証例が少なく、計算もしていませんので、再現性がどの程度かわかりません。偶然うまくいっただけかもしれませんので、軽い参考程度にお願いします。
2008.1.6
製品の第2動輪は、前後の動輪よりも少し上下に動くようになっています(これはご質問を頂戴して気付きました)。分解してみると、台枠の軸受けが0.3mmくらい深くなっています(この図はかなり誇張しています)。 つまり、車体の重量は第1動輪と第3動輪で支えており、特に第3動輪はゴムタイヤ付きなので摩擦係数が高く、大きな粘着を作っているのだと思います。自信なし(私、高校のとき物理2まで取ったんですが、とにかく眠かった…ごめんなさい)。 |
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第2動輪の左右の軸受けに小さなプラ板(厚さ0.3mm)を挟み、第2動輪でも車体を支えるようにすれば、第3動輪の粘着を弱められるはずと考えました。 結果的に、重連で勾配を走っても動輪のビビリや異常振動はほとんどなくなり成功しました。注意点として、逆に第2動輪が出すぎてしまうと、シーソーのようになって非常に具合が悪くなりそうです。 始めはスプリングをはさんで軸箱を支えようとしたのですが、軸箱の厚みが薄いのでやめました。 2007.1.7 なんと世界は広いもので、海外の方からスプリングを使ってよい効果が得られたとのお知らせを頂きました。また、スプリングを入れると、それまでカチカチ鳴っていた音もしなくなったそうです。軸受けのアソビのせいで1回転ごとに車輪が傾き、ロッドが接触して音が鳴るのかもしれませんね。情報ありがとうございました。 |