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C63 その2
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フロント周辺
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| 標準型 ゆるくカーブしているデフが印象的です。デフ前端の肉厚を削っていないのは、このカーブのせいで型を作りにくいためかもしれません。 ライトが前方に出っ張っておらず煙室戸の真上にあるので、その分給水温め器も煙突も後ろに下がっています。 |
お召し指定機 同社の他のお召し指定機に準じた作りで、日章旗・銀色の手すりやカプラーなどそれらしく作られています。 あまり目立ちませんが、モーションプレートのフチにも金色が入っています。 |
キャブ周辺
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| 標準型 発電機の排気管が別パーツで目を引きます(ATS発電機には何もついていません)。 私の持っている図面のひとつでは、給水ポンプ付近のランボード屈曲部の形が左右で異なっていますが(公式側のほうが広い)、模型では同じになっています。 |
お召し指定機 各部の色入れのほか、ランボード側面に手すりがついています。 |
マイクロエース製品
A0280 C63 2 標準型 2003年 |
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A0280 C63 2 標準型 2003年 (拡大写真) |
A0281 C63 1 お召し指定機 2003年 |
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A0281 C63 1 お召し指定機 2003年 (拡大写真) |
製品は2003年はじめにマイクロエースより発売されました。実物が存在しないのに実物に似ていないように見えたりしますが、何にしても幻です。
下廻りは基本的にC58と同じものですが、従台車やシリンダーのモールド等は変えてあります。デフやテンダー台車など、図面を見て目に付く特徴は一通り盛り込まれています。
以上2点は単品ですが、このほかデフにセット商品も2種発売されていました。一方はこの頃のマイクロエース製品に時々あった木箱入りです。
A-4290 C63 3＋61系客車 「幻の普通列車」7両セット 2003年 |
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A-4290 セットの客車はブルー塗装のオハ61系です。 |
A-4291 C63 1＋10系客車 「幻の急行列車」木箱7両セット 2003年 |
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A-4291 木箱はかさばりますし傷みやすく、どの程度歓迎されたのかはわかりません。内部に製造管理用とみられる鉛筆書きの数字があったりもします。 |
木箱セットの1号機は単品の1号機(お召し指定機)とは違い、この3号機と同じ形態・塗装です。ナンバーのみ赤ナンバーです。
よくC58と比べられる機関車なので、参考までにワールド工芸のC58の写真を並べてみます。
C58 船底テンダー(ワールド工芸)2001年 |
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C58 船底テンダー(ワールド工芸) 2001年 (拡大写真) |
やえもんデザイン製品
やえもんデザインからは、KATOのC58を下廻りに利用する、C63のコンバージョンキットが発売されました。
YC63 C63 2015年
C51の置き換え用を想定し、当時C51が多く残っていた東北・北陸スタイルを採用したとされています。
またC58キット同様、小形モーターへの載せ換えが必要とのことでした。私は購入しなかったので難易度等はわかりません。
もともと同社からはKATOのC58を下廻りに利用するC58のコンバージョンキットも発売されていたため、その応用のようです。
参考までに：→C58の組み立て(やえもんデザイン)
マイクロエース製品が出る前から、9mmゲージのC63を上廻り金属で自作された方もいらっしゃいますし、蒸機の現役時代にライブスチームで作成された方もいらっしゃいます。
中村精密からも広告で予定されていましたが、実現はしませんでした。実物が設計のみで中止されてしまったのはつくづく残念です。
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