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9900・D50・D60 その2

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フロント周辺

中村精密 9900 中村精密 D50
中村精密 9900
角型給水温め器付きです。ディテールは荒削りで細かいものはありません。形式入りナンバーが付いていますが、ちょっと大きめです。
中村精密 D50
給水温め器は一応前側にせり出して付いています。中村精密の蒸機は全部こうですが、先台車の前方が長いため、端梁が上下に狭いのがちょっと気になります。
マイクロエース D50 37 マイクロエース D50 140
マイクロエース D50 37
先端が斜めのデフを装着しています。ボイラーの太さはかなり強調されています。内側に動力の先端が入り込むため、給水温め器がだいぶ左右に長くなっています。
給水温め器は前方にせり出しておらず、開放テコも垂直です。
マイクロエース D50 140
煙突が長く、デフは大型の標準的なタイプです。どっしりとした感じは出ているかと思います。
マイクロエース D50 67
マイクロエース D60 67
単品にはない門鉄デフ装着機です。煙突は飾りのないパイプ煙突です。端梁も作り分けられていて、標識灯のモールドがあります。

キャブ周辺

中村精密 キングスホビー
中村精密
キャブはD50らしい形をしています。機炭間がだいぶ広いので、短いドローバーを作って交換したくなります。
マイクロエース D50 37
キャブのほとんど全部が従輪の後ろにはみ出しています。寸法のしわ寄せがキャブに来ており、横長のはずのキャブが縦長になっています。窓にももっと大きさが欲しかったと思います。
マイクロエース
マイクロエース D50 140
こちらは窓が連続したタイプです。

各社とも、キャブ下のディテールは何もなく、簡素な印象です。

砂箱周辺

中村精密 マイクロエース D50
中村精密
サンドドームは丸みのあるタイプで、安全弁や汽笛などのパーツもしっかり作られています。ハシゴは別パーツになっており立体感が出ています。
空気溜めは側面が板のようでよくありません。
マイクロエース D50 37
丸みのあるサンドドームです。中村精密と比べると、その後方のボイラー(火室部)がとても長いのがよくわかります。
プラ製の汽笛は破損しやすいので、曲げてしまわないように注意が必要です。
マイクロエース D60
マイクロエース D60 36
汽車会社風の角ばったドームです。このタイプの模型は他にないのでよいアクセントになっています。

テンダー

中村精密 マイクロエース
中村精密
テンダーの上廻りは、側も含めて全部ウェイト兼用のホワイトメタルです。内部には動力が詰まっています。
マイクロエース D50 37
この頃の製品になると、テンダーのライトには最初から銀が塗られていました。幅はエンジン側に合わせて広くなっており、約1/138です。
マイクロエース 九州形テンダー
マイクロエース D50 140
後ろが閉じた増炭覆いの形に特徴があります。

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