Nゲージ蒸気機関車2009年のメモ>2009.1.14(ミニカーブレールでD51を走行)

ミニカーブレールでD51を走行

R177でKATO D51を走行

2009.1.14

KATOのD51はR249が曲線最小半径となっており、同社最小のR216ではふつう第一動輪が脱線します。しかし、Nゲージの楽しさは何と言っても狭いところで楽しめるということで、もっと小さいトミックスのミニカーブレール(R177)で走行できるようにしてみました。こんなに小さいエンドレスなら、オリエント急行の3両編成でもフル編成並みの働きです。


改造されたKATOのD51の哀れな姿です。「何だこれは、要するに脱線しっぱなしじゃないか!」そのとおりです。すみません。
でも、今の製品は車輪が黒色なので、ぱっと見ただけでは意外にバレないと思いませんか。

KATO D51

ちょっと粒子が荒れていまして申し訳ございません。走行の様子です。

カーブ通過の様子1
先台車が思い切り内側に寄り、第一動輪は思い切り外側にずれます。
カーブ通過の様子2
事実、外れています。でも平気です。
もうフランジがないんですから(笑)。
シリンダー裏側
先輪が内側のシリンダーブロックに強く当たって浮いてしまうので、内側をえぐるように削っています。まだわずかに浮くことがありますが、特に支障ありません。

どの動輪をフランジレスにするかは検討の余地があると思いますが、D51の第一動輪はロッド連動でギヤがないので、失敗のリスクも低いと判断してここにしました。第二・第三動輪をフランジレスとし、第一動輪のフランジを残すことができれば、ここまで先輪が極端な動きをすることもないように思います。その場合、ちょっと従台車の可動範囲が心配ですが…意外に狭いのです。

思ったらすぐ工作する性格なので(≒浅はか)、ろくに考えずに加工しました。もっと、まともな方法で走らせている方もいらっしゃると思います。

しかし、さすが台車マウントのアーノルドカプラーです。こんな急カーブに長いオリエント急行の客車でも、普通にカチャンと自動連結して涼しい顔で通過します。長く使われているだけあって信頼性抜群です。


「Nゲージ蒸気機関車」トップページに戻る