Nゲージ蒸気機関車>以前のメモ>2006.4.22(キハ201)
KATOから新発売のキハ201系ですが、同社Webサイトの写真を見ると、屋根上がまるでウェザリングされているように見えます。
乗ったことのない車両ですが、興味をそそられました。
横から (拡大写真) |
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やや上から | |
もう少し上から |
気になるヨゴシ風の塗装です。スプレーをさっと吹いたという感じです。面白い試みです。
こんな塗装の屋根をどこかで見たことがあると思ったら、しなのマイクロからアリイ製造に変わった当時の10系客車がそうでした。あれは単なる塗りむらだったようですが…。
キハ201 |
クハ721(マイクロエース) |
同じ銀塗装ですが、キハ201のほうは全体にぬめーっとした感じ(よく分かりませんね)、クハ721のほうは銀色のツブツブが混じった感じです。
同時発売された731系電車のクハ731と、アリイのクハ721を並べるとこんな感じです。なお、731系電車の屋根はグレー塗装で、キハ201系のようなヨゴシ風塗装ではありません。
先頭は造形が複雑なので、手にとって見なければよくわからないかもしれません。細かい点は店頭で実際にお確かめいただければと思います。こんなに極端に拡大した画像では、模型そのものの印象とはかなりズレが生じてしまいます。
この屋根の塗装は結構よい感じだと私個人的には思いますが、さすがにボディ側面まで汚しがかかっていると抵抗があるかもしれません。しかし、ディーゼル機関車のラジエータなど、汚れが実物を特徴付けるアクセントになっていることはままありますね。どこまでなら、汚し≒実物固有の特徴とみなせるか、線引きは難しそうです。実物の見え方だけではなく、模型のお約束みたいなものもあるかもしれませんし。キハ82系の屋根を汚し塗装で発売していたらどんな感じだったのでしょう。
私が買ってきた731系は静かに走るのですが、キハ201系のほうは音が大きめです。昔のスプリング・ウォームみたいです。ディーゼルカーなのでわざと…でしょうか?