Nゲージ蒸気機関車2007年のメモ>2007.10.9(DD51 800/DD51 1)

DD51 800/DD51 1

2007.10.9

2007年夏から秋にかけて、KATOからはDD51 800番台、マイクロエース(アリイ)からはDD51 1が発売されました。各社のDD51についてはこのサイトで結構ご紹介しているので、ここでは部分的な写真を並べてみました。


前面

DD51 800(KATO)
DD51 800(KATO)
DD51 842お召機(KATO)
DD51 842お召機(KATO)
DD51 800(トミックス)
DD51 800(トミックス)
DD51 後期耐寒型(KATO)
DD51 後期耐寒型(KATO)
DD51 1(マイクロエース)
DD51 1(マイクロエース)

一足先に発売されていたトミックス製品も並べてみました。

KATOは800番台よりカプラーがナックルカプラーに変更されました。お召し機では銀色になっています。
テールライトの表現は、KATO・トミックスがレンズ付きで、KATOは先端が平ら、トミックスは丸みがついています。マイクロエースは赤塗装で表現されています。

ボンネット上部

DD51 800(KATO)
DD51 800(KATO)
DD51 後期耐寒型(KATO)
DD51 後期耐寒型(KATO)
DD51 800(トミックス)
DD51 800(トミックス)
DD51 1(マイクロエース)
DD51 1(マイクロエース)

実物の違いはよく知りませんが、ディテール表現もそれぞれ異なります。KATO・トミックスは各種のフタのエッジが非常にシャープです。トミックスのほうがややKATOより強い表現ですが、これは昔からの両社の味の違いだと思います。

キャブ

DD51 800(KATO)
DD51 800(KATO)
DD51 842お召機(KATO)
DD51 842お召機(KATO)
煙突のステンレス表現がとても格好いいです。
DD51 800(トミックス)
DD51 800(トミックス)
DD51 後期耐寒型(KATO)
DD51 後期耐寒型(KATO)
DD51 1(マイクロエース)
DD51 1(マイクロエース)

KATOの800番台は扇風機カバーがなく、トミックスは800番台後期で大きな扇風機カバーがひとつ付いています。KATOの後期耐寒型では、キャブ内にもSG室のような表現があり、800番台ではそれがなくシースルーになっています。なお、トミックスはどの番台もシースルーです。

マイクロエースは各種の手すりが太い別パーツで、ちょっと目立ってしまいますが、同社のEF65のフックなどに比べればやりたいことは理解できます。

台車

DD51 800(KATO) DD51 800(KATO)
DD51 842お召機(KATO) DD51 842お召機(KATO)
DD51 800(トミックス) DD51 800(トミックス)
DD51 1(マイクロエース) DD51 1(マイクロエース)

線路からランボードまでの高さは、トミックスとマイクロエースがほぼ同じで、KATOは少し低くなっています。ローフランジの威力かもしれません。車輪は各社とも黒色ですが、KATOのお召し機では銀色となっています。

全体

DD51 800(KATO) DD51 800(KATO)(拡大写真)
DD51 842お召機(KATO) DD51 842お召機(KATO)
DD51 800(トミックス) DD51 800(トミックス)(拡大写真)
DD51 1 標準色・秋田機関区(マイクロエース) DD51 1標準色(マイクロエース)(拡大写真)
DD51 1 茶色・登場時(マイクロエース) DD51 1茶色(マイクロエース)

この機関車のファンの方には申し訳ないのですが、駅で列車を待っていて、蒸気機関車の代わりにDD51が来ると、1日損したような気分になったものでした。しかしこの機関車も長年にわたり時代の移り変わりを生きながら、私たちの暮らしを牽引してきたわけで、今までご苦労様といたわってあげたい感じがします。こうしてみると、なかなか機能的で格好いい姿をしていますよね。


●比較した模型について


「Nゲージ蒸気機関車」トップページへ