Nゲージ蒸気機関車2008年のメモ>2008.5.2(幌のシルエットをつなぐ)

幌のシルエットをつなぐ

オハ31系と8620

Nゲージに限らず、急カーブを走る鉄道模型の客車同士は連結間隔が広く、連結面の幌もつながっていません。模型の機能的な事情ですから普通は気に留めませんが、ちょっと遊んでシルエットだけ連続して見えるようにしたものをご紹介します。車両側には、加工や両面テープ貼り付けなどは一切必要ありません。

2008.5.2


幌そのものを作って幌枠に取り付ける方法はゲージを問わず色々あるので、実践されている方もいらっしゃると思います。 旧型客車の幌の表現としてポピュラーなのは、たぶん薄い紙をジグザグに折る方法ではないかと思います。折り方にも簡単なものからリアルなものまで色々あります。 S字カーブで両側の幌が左右に食い違うことを考慮して、幌同士がうまく滑るように工夫します。

ここで試したものはそういうちゃんとしたものではなく、ただ視覚的に向こう側が見えないよう、目隠し板を作って幌枠に差し込むだけのものです。オハ31系を使った理由は、幌の近くに邪魔な内壁がないことと、17m級と短いので、急カーブでも幌の食い違いが比較的小さいためです。

目隠し板の取り付け

目隠し板を作る

目隠し板を取り付けた様子

これは目隠し板を取り付けた様子です。

ハガキくらいの厚さの紙(私は不要になった名刺を使いました)を切り貼りして、2両の幌の間に挟みこみます。

作り方

作り方は図のとおりです。

初めに横15mm×縦9mm程度の四角形の板を作り、幌の中に無理なく入ることを確かめてから、幅2mm程度の帯を中央と下側に張ります。
中央の帯は、幌枠の上下のすきまを埋めるためのもので、下側の帯は、幌枠下側についている渡り板の左右に目隠し板が落ち込んで、カーブで引っかかるのを防ぐためのものです。上側につけなかったのは、ないほうが具合が良かったからということになりますが、たまたまかもしれません。色々な形をテストしてみてください。

板の長さは15mmと書きましたが、こんなに長くなくてもよいと思います。ただ、あまり短いとS字カーブで抜け落ちますし、連結もやりにくくなります。

完成

取り付けたところです。幌の内側とのひっかかりを避けるため、板の表面には幌らしい表現をせず、平らなままにしてありました。最終的には下側の帯のため、板の表面が直接幌の内側に接することはなくなったので、鉄筆で縦線を入れるぐらいのことはできるかもしれません。

S字通過

R243のS字の通過中です。幌枠が左右に大きくずれるので、薄い目隠し板でないとうまくいきません。下側の帯もあまり厚くしてはだめです。また、20m級客車になると、幌同士が完全に外側に食い違うことがあるので、あまり急なS字では使えません。

最近のプラ客車は、室内灯を取り付ける仕掛けが幌のすぐ内側にあったりするので、そういう場合も工夫しないと使えません。

完成

カーブ通過中のオハ31 目隠し板を付けて走らせているところです。これが付けば見違えるほどよくなるというものではありませんが、車体側は無傷ですむので、気軽にできる暇つぶしです。
斜め前方から でも斜め方向から見るとまったく関係ありません。

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