Nゲージ蒸気機関車>蒸機の紹介>E10
2001.12.27/2018.2.7
昔なら製品化など考えられなかったような形式で、大変な苦労をしてD51などを改造のうえ、自作された方もいらっしゃいました。
ついに2001年6月にトレインショップから完成品が発売され、マイクロエースも数ヵ月後に追随して競作になりました。どちらもよい出来映えだけに、先発のトレインショップはさぞ憎らしく思ったことでしょう。
その後、マイクロエースは2005年・2018年にもラインナップを追加しています。
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トレインショップ | トレインショップ (拡大写真) |
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マイクロエース E10 2 | マイクロエース E10 2 (拡大写真) |
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マイクロエース E10 1 金沢機関区 | マイクロエース E10 1 金沢機関区 (拡大写真) |
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マイクロエース E10 3 庭坂機関区 | マイクロエース E10 3 庭坂機関区 (拡大写真) |
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マイクロエース E10 5 米原機関区・白線 | マイクロエース E10 5 米原機関区・白線 (拡大写真) |
トレインショップ製品は同社C12〜4110にならい真鍮の手作りで、全体のプロポーションが良いのはもちろん、驚くほど細かいところまで作り込まれています。
マイクロエース製品もE10の太いボイラーと大型の車体を生かして、同社製品の中では良いプロポーションとなっています。
全長はトレインショップもマイクロエースもほとんど同じですが、ボイラーまわりはトレインショップがややスマートな印象です。サイドタンクより上のボイラーの高さを比べてみるとわかりやすいです。 また、キャブの前後長も少し違います。
トレインショップ (拡大写真) |
マイクロエース E10 2 (拡大写真) |
マイクロエース E10 1 (拡大写真) |
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トレインショップ (拡大写真) |
マイクロエース E10 2 (拡大写真) |
マイクロエース E10 1 (拡大写真) |
トレインショップとマイクロエースは大体同じ高さになっています。
トレインショップの炭庫側ライトは、同社製蒸機で初の点灯式となっています。マイクロエースはE10 1で炭庫側ライトに銀が入りました。さらにその後のE10 3・5ではテールライトに赤も入っています。
トレインショップ | トレインショップ | |
マイクロエース E10 2 | マイクロエース E10 2 | |
マイクロエース E10 1 | マイクロエース E10 1 |
トレインショップはタンク上のフタなど、上から見えるところのディテール表現が豊富です。
プラ量産品であるマイクロエースは、ランボードやサイドタンク上にほとんどディテールがありませんが、主な形はしっかり作られています。
貨車、および客車を引かせてみました。
トレインショップ製品は、運転台が前位の初期の姿で、キャブ側のカプラーは固定式となっています。それでも一応連結して走ることはできます。
トレインショップ(運転台側前位)
トレインショップ(煙室側前位)
マイクロエース
トレインショップ(運転台側前位)
トレインショップ(煙室側前位)
マイクロエース
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