Nゲージ蒸気機関車>2007年のメモ>2007.6.23(781系電車)
恐らく国鉄特急色で登場した最後の電車ですが、首都圏で目撃するチャンスがゼロなので、Nゲージでは長い間模型化されませんでした。
しかし、2002年頃からマイクロエースがコンスタントに出し始め、かなりバリエーションが増えています。
2007.6.23
いつも箱に記載されている謎のキャッチフレーズを書き添えました。
900番台「いしかり」(2002年) | 北海道のエース 特急「いしかり」! |
900番台「いしかり」(2002年) |
新塗装uシート「ライラック」(2002年) | 北海道のエース 特急「ライラック」! ※どっちが真のエースなのか…。 |
新塗装uシート「ライラック」(2002年) |
特急色「ライラック」(2004年) | 北海道のエース 「ライラック」! ※“特急”が消えました。 |
特急色「ライラック」(2004年) |
ドラえもん 海底列車(2004年) | 夢をのせ ドラえもん が走る! ※割と普通です。 |
ドラえもん 海底列車(2004年) |
4連シングルアームパンタ「すずらん」(2007年) | 4連シングルアームパンタ 変身する781系すずらん! ※これ笑いました。走行中に形が変わるように思えます。 |
4連シングルアームパンタ「すずらん」(2007年) |
このあと、2008年に「さよなら781系号4両セット」が発売されています。
実物には独特の丸みがあるので、485系などから改造しようとしても、なかなかうまくいきません。
※しかし、それでも作った方はいらっしゃいました。
900番台「いしかり」 初期の2種は、表面のテカリがやや強く、少々安っぽい感じでした。ヘッドマークシールは一回り大きいので、寸法を測って切り抜かないと貼れません。 |
新塗装uシート「ライラック」 全体の色調が変わってややおとなしい感じです。 |
特急色「ライラック」 シリーズ2回目で、塗装のテカリはわずかに抑えられました。ヘッドマークシールの寸法が直りました。 |
4連シングルアームパンタ「すずらん」 |
ドラえもん海底列車 全体にドラえもんのキャラクターが鮮明に印刷されています。2007年にも再生産されました。 |
お顔のほうは、実物よりやや平面に見えるような気もしますし、スカートが上下に長く、運転台のバランスもちょっと悪いように思いますが、他にこういう顔の特急はありませんので楽しく遊べるのではないかと思います(普段、同社の蒸気機関車ではもっと奇抜なものも見ていますし、なんともありません)。
シングルアームパンタ 「すずらん」のシングルアームパンタです。※幌枠がずれたまま撮影してしまいました。 | 菱形パンタ 「いしかり」の菱形パンタです。 シートの色がかなり黄色いのがちょっと目立ちます。実物は数色の模様になっていたので、オレンジ〜黄色系と捉えられないこともありませんが…。 |
ドア増設後(モハ781) 新塗装uシートなどでは、後年のドアが増設された姿になっています。モハ781は設備の関係で、少しずれたところにドアが増設されています。 |
ドア増設前(モハ781) 国鉄特急色のほうは、ドアが増設されていない姿です。 |
ドラえもん海底列車を見ると、細かな印刷技術に驚かされますが、なぜかヘッドマークシールの印刷はふた昔前の印象です。特に点灯時は透明部分から黄色LEDの光源がほとんどスルーしてしまい、全体が光源の色で四角く光っているだけになってしまいます。「すずらん」では版下データと印刷機の線数が合わないのか、スミの部分が非常に不鮮明で60年代の印刷並みです。もし自力でよいシールが入手できれば解決できるので、そんなに致命的ではないと思いますが、できることならば改良していただきたいと願っています。
ただ、光源スルーに関しては、KATOのキハ283系などもそういう傾向があります。
最新のラインナップ(さよなら781系)でも、ヘッドマークは黄色LEDなので、白色LED(角型2.3.4)に交換してみた例をお示しします。
ヘッドマークシールの透明部分からLEDの光が直接見えないよう、ガラスの裏から0.3mm白色プラ板を貼っています。あまり透過色に適していない印刷なので、いずれにしても消灯時とは色が変わってしまいますが、白いヘッドマークがアクセントになって感じがよくなります。
元の黄色LED |
白色LEDに交換 |
そういえば2004年のはじめ、「今年の夏は業界をあっと言わせる商品を出すとマイクロエースが言っているそうだが、それがなんだかわからない」との話をお店から聞いていました。結局、2004年が終わっても、「あっと言う」ような物は特に出なかったように思うのですが、振り返ってみると「ドラえもん海底列車」のことだったのかもしれません…。何かほかに、該当するものってありましたっけ(類似の印刷企画モノとしては、「ポンパ号」もほぼ同じ時期にありました)。