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ウォームホイールは、左右非対称の中空軸をカットして、左右同じ長さに切り詰め、台枠の内側に入り込むようにします。 カットするためにリング状の車輪ワッシャが冶具として付属しているので、これを利用して切り詰めます。 切り詰めたら、穴を0.8mmドリルでさらっておきました。 |
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加工したウォームホイールは、付属のアクリル棒で刺し通し、両端をハンダゴテで潰して留めました。もう無傷で分解することは不可能になります。 最初にアクリル棒の片側を焼き潰しておきました。反対側はギヤを刺し通してから、適当な長さにニッパーで切って焼き潰しました。あまり大きく焼き潰すと、あとで車輪のフランジに当たりそうです。 |
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車軸は車輪用の、左右対称の中空軸をそのまま使います。 これに金属車輪を両側から押し込みますが、そのままだと中央で接触してショートするようなので、車軸のほうを少し短く切り詰めるよう指示があります。ニッパーでカットしてヤスリをかけてから押し込みました。 |
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左右の台車枠を、絶縁ワッシャを挟んで重ね、絶縁ブッシュを差し込んでネジ留めしました。 ギヤが軽く噛み合っていて、滑らかに転がるかを確かめて調整します。ギヤは全軸に付いていますが、駆動するのはカプラー側の1軸です。ゴムタイヤはありません。 |
モーターにウォームギヤを接着してモーターボックスに差し込み、白・黒のリード線をハンダ付けしました。 |
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ひとつの台車からどちらのモーターにも通電するよう、両方の動力ユニットを配線で連結します。 |
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L側のラグ同士も結線することになっていますが、2つの動力ユニットの間に配線が増えるとカーブ等で妨げになるので、一方は天井に付ける金属板で通電されることを期待して省略しました。 |
特別難しいところはなく、のべ約10時間で完成しました。 |
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Nゲージの先輩(マイクロエース)と並べたところ。 |
ワールド工芸(Zゲージ) お顔はこんな感じです。 |
マイクロエース(Nゲージ) |
東京マルイのEF65と。ED17は若干車幅が広く作られているようです(実物はEF65と同じ幅)。これは車体内部でパワートラックが首を振るようにするためではないかと思います。 |
ロクハンのR195にて、東京マルイの20系を連結してみたところです。 空転せず引き出せるのは2、3両まででしたが、一度バックしてカプラー同士を押し付けるようにし、それからゆっくり引き出せば7両でも引き出しは成功します。 |
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こちらは東京マルイのジオラマコースです。 いつも脱線を誘う平面クロスは、何の問題もなく通過しました。 |
音は案外と静かです。モーターの性質上、それほどの超スローは効きませんでしたが、そこそこゆっくり走れます。事前の予想よりスムーズでした。
写真はかなり速度が出ているように見えますが、これはシャッター速度をうんと落としてあるためです。
2つの台車の回転は連動していませんから、発進時に片方の台車が言うことをきいてくれないときに、もう片方が派手に空転するということはありました。
この小型パワートラックを、Nゲージのミニ蒸機に利用できないかなど、そんなことを考えていました。
(おわり)
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