Nゲージ蒸気機関車2008年のメモ>2008.12.28(ED73)

ED73

ED73

ED72を切り詰めたような機関車で、斜めにせり出した前面形状に特徴のある機関車です。A社・B社から発売されています。特に国鉄時代の九州のファンの方には必須かもしれません。

2008.12.28


模型的に気付いた点を中心に書きました。電気機関車好きの方にとって、どの部分がキモなのかがわかりませんので、もし他に比較写真が見たい箇所がありましたらお知らせください。今後(…あるのか?)役立てさせていただきます。

全体

A社側面

A社 (拡大写真)
2002年にED72とともに発売されました。同社が蒸機をほとんど食べ終わり、他のラインナップを爆発的に増やしていた時期です。

B社側面

B社 (拡大写真)
現時点でB社最新の電気機関車です。昔ならED75の下廻りを流用してまとめる方法もあったかもしれませんがご安心、ちゃんと新製されています。

側面の6個の窓も、実物同様に少し左にずれて配置されています。ナンバー付近を見るとよくわかります。

B社は転写シール式のナンバーです。転写のためシールを黒い台紙からはがすとき、台紙のほうに数字がくっついて残ってしまうことがあり、ちょっと苦労しました。何か上手なはがし方はないでしょうか。 A社はブロックタイプのナンバーが取り付け済みですが、文字が中央寄りで少々窮屈な感じです。

正面から

A社・B社の向きが揃っていないものがあります。申し訳ございません。

A社前面
A社(1エンド)
B社前面
B社(2エンド)

前面窓のHゴムは、A社はガラス側、B社はボディー側に表現されています。このせいかB社は実物で非常に狭い前面窓の間隔がよく表れています。
窓より上のおでこの丸みや高さにも両社違いがあります。B社はちょっとワイパーが目立つかもしれません。

前方から

いくつかの角度から並べてみました。

A社前面(その1)
A社(1エンド) この頃のA社は前面手すりがモールド表現ですが、小さいNゲージの表現としては悪くありません。
B社前面(その1)
B社(2エンド) 細いHゴムの内側に窓ガラスがビシッとはまっています。細い前面手すりはユーザー取り付けです。
A社前面(その2)
A社(1エンド)
B社前面(その2)
B社(2エンド)
A社前面(その3)
A社(1エンド)
B社前面(その3)
B社(1エンド)

ほか、側面窓の水切りの位置や、スカートの高さにも若干の違いがあります。人によって注目する点が色々違うことと思います。
両社を向き合わせると次のようになります。

A社+B社

上方から

A社屋上

A社 
高圧配管とその碍子は銀ねずみ色の一体成型です。割と普通の構造です。

B社屋上

B社 
高圧配管は金属線で、一筆書き風に見えますが4分割くらいになっています。パンタの足の碍子も別パーツです。

A社はランボードが赤、B社は黒なので、横から見ると屋根の深さに違いがあるように見えます。

台車・下廻り

A社台車 A社
B社台車 B社

どちらも車輪は黒色です。台車はA社が浅め、B社が深めの表現となっています。台車中間の床下機器の幅には両社で結構な差があります。理由はひっくり返してみるとすぐわかります。

下から

上がA社、下がB社です。

台車の大きさが両社でまったく違っています。なお、A社には真下にライト消灯のスイッチがあります。

ついでに真上からも撮影してみるとこんな感じです。

上から

上がA社、下がB社です。長さは両社ほとんど同じです。

B社には磁石吸着式のクイックヘッドマークが4種付属していますが、斜めになっている前面にきちんと密着するように裏側の形が作られています。

ヘッドマーク付き

A社からはSG付きのED72も発売されています。B社からも将来、ED72も発売されるといいですね。

関係ないことですが、ED73、ED72の製造数はともに22両ずつだそうで、それに比べてD51の1115両というのは並外れた数なんだなと改めて思います。D51だらけでしたからね。現在に残る貴重なD51がひとつ、最近空焚きになってしまいましたが…。


●比較した模型
・マイクロエース 国鉄 ED73-1003(A0161)
・KATO ED73 1000(3012)


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