Nゲージ蒸気機関車2008年のメモ>2008.11.8(EF64 1000)

EF64 1000

EF64+D51

2008.11.8

先日、KATOから1001(茶)が発売されたばかりです。手元にトミックスとKATO製品がいくつかありますので少し比べてみました。
有名な旧“しなのマイクロ”製品も含め、マイクロエースからも各種発売されているのですが、残念ながら手持ちのものがなく比べておりません。


全体

トミックス

トミックス(拡大写真)
すでにカタログ落ちしている、1980年代の古い模型です。これは1995年頃に購入した後期のものです。

KATO一般色

KATO 一般色
1997年の発売です。ナンバーは前面がクリーム、側面が青です。

同じ頃KATOのC55などが発売されていました。トミックスからブラスシリーズ(製造:タケモリモデル)のキハ30、キハ35が発売されていたのもこの頃です。

KATO 1010

KATO 1010JR貨物試験塗装
1998年の発売。黄色の塗り分けがきれいにできており、ナンバーは赤です。

KATO クーラー搭載機

KATO 一般色クーラー搭載機(拡大写真)
2001年の発売。JRマークが印刷済みとなりました。ナンバーは前面、側面とも青です。

KATO 1001茶

KATO 1001茶(拡大写真)
2008年発売の最新製品です。前面手すりが別パーツ化され、黒色車輪、ナックルカプラー仕様となりました。ナンバーは印刷済みです。

側面左右非対称という面白い形で、EF64の基本番台よりもスマートな印象を受けました。

前方から

トミックス
トミックス 当時の流行で、塗り分けの便宜のためクリーム部は別パーツです。Hゴムは前面がガラス側、側面はボディー側の表現でした。
KATO一般色
KATO 一般色 クリーム部は別パーツではなく、実際に塗り分けてあります。Hゴムは屋上モニターを除いてガラス側の表現です。
KATO試験塗装
KATO JR貨物試験塗装
KATOクーラー付き
KATO クーラー搭載車
KATO1001茶
KATO 1001茶 白帯の印刷のため、作業灯も別パーツ化されています。裏側のテールライトのクリアパーツにも、作業灯の足を逃がすくぼみが作られました。
トミックス KATO 一般色 KATO 茶
トミックス KATO 一般色 KATO 1001茶

屋根上

第2エンド側の屋根上です。

トミックス トミックス
一体モールドが基本のシンプルな表現でした。
KATO 一般色 KATO 一般色
避雷器、無線アンテナ、信号煙管がユーザー取り付けの別パーツです。
KATO 試験塗装 KATO JR貨物試験塗装
屋根上で一般色と異なるのは、下地の青色の色調のみです。
KATO クーラー搭載 KATO クーラー搭載
クーラーは別パーツで、真上から差し込まれています。これを外すと取り付け用のボスがあるだけです。
KATO 1001茶 KATO 1001茶
モニターが黒、パンタ下がグレーに塗られています。

トミックスとKATOの車体全長はまったく同じです。上がトミックス、下がKATOです。

全長の違い

なお、KATOの1001(茶)では、ライト基板も最近のチップLEDタイプに変更されています。


●比較した模型


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