Nゲージ蒸気機関車2010年のメモ>2010.1.16(EF80)

EF80

EF80

2010.1.16

EF80は「ゆうづる」の牽引にもあたっていましたが、「ゆうづる」に何度か乗ったにも関わらず、EF80の記憶があまりありません。
車内の情景はよく覚えているのですが(私がトランプでババヌキしかできないので、乗り合わせた方々と何時間もババヌキばかりやっていたとか)…。でも模型ならいつでも蘇らせることができます。


全体

A、B、Cのどれが何か当ててみてください。

A

A 1次型 (拡大写真)

B

B 1次型 (拡大写真)

A、Cと比べ、見た目に一番大きな違いは、台車の上の隙間の大小だと思います。

C

C 2次型 (拡大写真)
これのみ2次型です。側面の明かり取り窓にHゴム表現があります。屋根上、台車も違います。

正面から

A B C
A 1次型
Hゴムはガラス側表現で、センターピラーは比較的細くできています。飾り帯と手すりの銀はきれいに入っています。ワイパーはありません。
B 1次型
Hゴムは車体側の表現です。ワイパーにはローズが入っています。
C 2次型
2次型のためヘッドライトが張り出していて、窓上にひさしがありません。

AとCにはKATOカプラーアダプターを取り付けてありますので、オリジナルのカプラーとは違います。いずれも「ゆうづる」ヘッドマークが2個ずつ付属しているので、適当に付けてあります。
またBは、付属しているはずのナックルカプラーが欠品していまして(買ってからしばらく経って気付いたので交換もできず)、別な型番のナックルカプラーをとりあえず付けたものです。

AとBの連結 AとBの高さの違いは、並べてみると結構大きく感じられます。
実物に換算したときに、どちらがどうなのかはわかりません。

前方から

A 2エンド
A 1次型(2エンド)
少々古い仕様なので、手すり等は一体モールドです。テールライトは赤塗装です。
B 2エンド
B 1次型(2エンド)
手すり、カプラー解放テコは別パーツで、工場取り付け済みです。ナンバーはパチンとはめます。テールライトにはレンズが入っています。
A 1エンド
A 1次型(1エンド)
これは付属のトレインマークを貼り付けた状態です。
C 1エンド
C 2次型(1エンド)
1次型とは窓周りやライトのほか、スカートも少々違います。

屋根上

A A 1次型 (拡大写真)
配管はプラ製で、金色塗装されています。
B B 1次型 (拡大写真)
おもな配管は金属製です。AやCと比べ、ホイッスルの位置にも違いがあります。
C C 2次型 (拡大写真)
1次型であるAとは配管の形状が異なり(碍子が一部少ないなど)、碍子は白となっています。

台車

A A 1次型 
ブレーキシューが車輪よりも手前にあります。輪心パーツはありません。
車端の車体表記はありませんが、その後の追加バリエーションでは印刷されています。
B B 1次型 
ブレーキシューは車輪と同じ面にあります。丸い穴の並んだ輪心パーツがはめ込まれています。
C C 2次型 
台車形状は1次型と異なりますが、その他はAに準じます。A/Cとも台車間の床下機器には少しぐらつきがあります。

以上A、Cはマイクロエースの初回品(2001年)です。その後2007年にも1次型・2次型が1つずつ追加されます。これらには車端側面の印刷表記などが追加されていますが、基本的な外観仕様は初回品と変わりません。

BはKATOの2009年製品です。同年発売された、意外と短いEF65と同様の動力ユニットですが、EF65より長い機関車なので流用ではありません。走りの感じも似ていますが、私の手持ちの品ではEF65よりも軽い感じの加速をします。

マイクロエース製品も走りにはクセがなく、重量感のある動きで、モーター音も結構静かです。停車〜低速時にブーンという音が出やすいパルスコントローラー(KM-1+KC-1等)でも、比較的音の静かな発進をします。


●比較した模型について


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