Nゲージ蒸気機関車>2007年のメモ>2007.10.20(EF81 トワイライトエクスプレス)
2007.10.20
EF81トワイライトカラーは以前からトミックスから発売されていましたが、今回KATO(ラウンドハウスブランド)からもトワイライトエクスプレスタイプが発売されました。トワイライトエクスプレスの客車は同社から出ていませんし、何で今更?とも思わせますが、EF81のメジャーなカラーでこれが出ていなかったのも不思議なので、ちょっとやってみようという感じだったのかもしれません。また、DD51やEF65のユーロライナー色なども、同社から客車が出ていないのに存在していますね。
両社のEF81ともよく知られている現行品なので、いくつか並べただけです。
KATO(拡大写真) |
トミックス(拡大写真) |
EF81でパンタ下と運転席のシースルーを実現したのはトミックスが先で、KATOもすぐ後を追って改良しました。屋根上の配管などの細い部品も、以前はKATOは細くトミックスは太いと決まっていたのですが、この機関車では逆転しています。
黄色は印刷が乗りにくいのですが、KATOのほうは新しいだけあって結構きれいに印刷されています。1エンド・2エンドの表記も、よく見るとそこだけ銀色になっています。
両社で前面窓の間隔やスカート周辺の印象などが違い、別々の表情になっています。どちらが似ているでしょうか。
KATO |
トミックス |
側面も、スカートの形状と位置などを中心に、両社の印象が若干異なります。トミックスのスカートは前面とツライチの感じ、KATOは少し引っ込んだ感じです。車高はKATOのほうが見た目にやや高いです。実物に換算してみるとどうなのでしょうか。
KATO(ラウンドハウス) (拡大写真) これはずばり「トワイライトエクスプレス」ではなく「タイプ」とされています。KATOの機関車は長くデフォルメされているものが多いですが、EF81はKATOもトミックスもほぼ同じ長さです(両方とも長かったりして…まさか)。 |
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トミックス (拡大写真) 30年前のトミックス製品の登場時は、KATO製品との間に大きな差がありました。それが追い付いて肩を並べるようになったとはっきり感じたのは、私の場合現在のEF81シリーズからです(9600でその思いが一時的に5、6歩後退…)。初代のEF81も喜ばれはしましたが、現在のものから見れば相当に荒削りでした。 |
●比較した模型について