Nゲージ蒸気機関車>2007年のメモ>2007.7.13(阪急2800系)
まったく同じものではないのですが、マイクロエースの阪急2800系(3扉冷房車)と、グリーンマックスの阪急2800系(2扉非冷房車)を比べてみました。どちらも、それぞれのメーカーらしい製品です。
2810(GM) 2扉非冷房車です。他に2扉冷房車もあります。 |
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2810(マイクロエース) |
両社で阪急マルーンの表現が違い、GMは彩度の低い赤紫色、マイクロエースは暗めのぶどう色といった感じです(この写真では、マイクロエースはチョコレート色のような感じに写っていますが、実際に見た感じはもう少し暗めです)。
GM 2810 | GM 2850 | マイクロエース 2810 |
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前面方向板の有無で感じが変わってしまうので、2850には何もつけずに並べてみました。
両社でちょっと違った表情をしており、おでこの上のラインはGMのほうが丸みが強くなっています。貫通扉の上部と幌枠の間隔などもそれぞれ違います。どちらが似ていると思われますか。
GMの車両番号はインレタを張るのですが、前面は幌枠の間で張りにくいので、ステッカーも付属しています。
もともとプロトタイプが違うものですが、模型の表現の違いは写真である程度お分かりいただけると思います。
GM 前方(非冷房車) |
マイクロエース 前方(冷房車) |
GM 車体表面 少しプラの質感が残る感じです。窓枠の類は薄いグレーで大変細く印刷されています。 |
マイクロエース 車体表面 塗装はやや厚めで一部ディテールが埋まり気味です。窓枠は銀色で強めに表現されています。 |
GM パンタグラフ周辺(非冷房車) クロスシートのため、緑色のシートが窓の外からよく見えます。 |
マイクロエース パンタグラフ周辺(冷房車) 窓枠と車体色のコントラストが高いので、少し新しい感じに見えます。 |
阪急2800系2扉非冷房車(GM)
阪急2800系3扉冷房車(マイクロエース)
どちらもよく走ります。昔からある未塗装のエコノミーキットをきれいに組み立てるのは、慣れた人でも難しいと思うので、阪急のファンの方にとってはこうした完成品の発売は嬉しいことだろうと思います。
なお、GMのほうはいくつかの別パーツを自分で取り付けて仕上げるのですが、あまり部品がぴったり合わないこともあるので、無理せず修正しながら取り付けたほうがいいと思います。