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USRAヘビーミカド

2-8-2 Heavy MIKADO

2005.11.4/2007.4.21

KATOの輸出型モデルの中で比較的新しいものです。KATOの日本型蒸気機関車と比べて、動力機構・ディテールともに、はるかにお金をかけた作りになっていました。国内と違って競争が多いからでしょうか、模型につぎ込む予算が高いからなのでしょうか。その後だいぶたって発売された日本型の9600には、これら外国型で先行した技術のいくつかが取り入れられています。

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横から

USRA 2-8-2 AT&SF AT&SF(1996年販売分)
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USRA 2-8-2 Erie Erie(2002年販売分)
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Japanese Heavy MIKADO Type D52 D52(ワールド工芸)
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販売時期が異なる2種を並べましたが、細部の仕様が若干異なるだけで、基本的には同じものです。後日、後期品と同様の仕様で、Kato U.S.A. 20周年記念モデルも発売されました。
ボイラーがとても太い機関車で、第4動輪の上あたりのボイラー内にモーターが内蔵されており、後方にフライホイールもついています。
大きさの比較のため、日本のヘビーミカド、D52も並べてみました。

前から

AT&SF Erie
AT&SF
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Erie
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どちらも塗装の違いだけです。前方の連結器は取り外して付属の重連用カプラーに交換することができます。中央のお鼻がライトになっていて、発光ダイオードで黄色っぽいオレンジ色に点灯します。

煙室周辺

AT&SF Erie
AT&SF Erie

手すり、標識等、ベルなどのディテールパーツはすべてユーザー取り付けの別パーツです。ハンドレールは取り付けステーを1つずつ差し込むようになっています。ベルは金属製です。
前デッキを支える斜めのステーの取り付けが難しいという人が多かったように思います。私はヤットコで無理やり差し込みましたが、どうもコツがあるようで、うまく穴の角度が合うと簡単に入ることがありました。
現在は電気機関車の手すりや信号炎管を自分で取り付けるのも難しいという方が増えているので(今ならそうでしょうね)、このままの仕様で日本型蒸機を販売するのは辛いのかもしれません。
20周年記念モデルでは、これらのパーツがついに取り付け済みとなり、面倒な思いをせずにすぐ走らせられるようになりました。

動輪は黒染めでスポーク抜きになっていて、第2〜第4動輪がギア連動、第1動輪がロッド連動になっています。第2動輪と第4動輪にはロッドピンがついていませんので、位相が狂っていても走りに影響は出ません。
ちなみに当時、KATOの日本型はC58が最新で、C55は予告されたまま出ておらず、動輪がスポーク抜きされた日本型は同社からはひとつも発売されていませんでした。


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