Nゲージ蒸気機関車2007年のメモ>2007.12.22(キハ82)

キハ82

2007.12.22

KATOのキハ82(現行製品)が3回目?の再生産となっています。全体の格好は前回品と同じですが、スノープロー取り付けなどごく一部のみ変わっています。

新旧製品の高さと前面窓の違いのみ撮影しました。


車高の違い

キハ82 現行品と初代品 左が現行製品の今回の生産品、右が旧製品です。旧製品のほうが少し裾が高めですが、屋根の高さや側面窓の赤帯の高さはほとんど同じです。旧製品で上下に大きかった側窓は小さくなりました。
キハ82 現行品のロット違い 左が現行製品の今回の生産品、右が現行製品の初回製品です。サスペンションの具合によって置くたびに若干高さがずれますが、両者同じといってよいと思います。
キハ82 現行品のロット違い2

さらにお問い合わせもあったので、別な個体を置き直したものです。上と同じく左が最新、右が初回です。

この写真はそのまま置いたものですが、上から押さえてサスペンションを一番縮めた状態にしても、高さは両方同じです。台車の構造が違うので(初回はビス止め、現在はセンターピンなしの新型スナップオン)、微細な見方では違いが出ているかもしれませんが、ご覧のとおりです。

いずれにしてもサスペンション(と言えば格好いいですが単なる集電バネ、蒸機中心の方はテンダーの構造でよくご存知でしょう)が一番沈んだ状態での高さは同じなのですから、平常時の高さの違いを作るのはバネの状態による浮き具合のみです。ただ、初回品のほうが台車の上下のガタが大きいために車体が浮き気味になり、私が比べた中では最新製品のほうが初回品より明らかに高いというものはありませんでした。左右にも傾くので、こちらから見れば低くても、反対側から見れば高いという例はありましたが…。

バネの状態しだいなので、もし私がこれ以上車高を下げるとしたら、初回品でも現行品でも台車集電板の上部を少しヤスるか、サスペンションの曲げ具合を調整することと思います。ただ旧製品より裾は十分低いので、今のところそれはしません。

前面窓の違い

キハ82前面 現行品と初代品 左が旧製品、右が現行製品です。前面窓のガラス自体の高さはまったく同じです。違うのは窓枠の表現です。

さらに拡大するとこんな感じです。

キハ82前面 現行品と初代品

窓枠は非常に細い部分なので、旧製品も現行製品も細かいことをいえば実物とは違いますが、それぞれ実物の見え方のひとつを模型化しています。あっさりしている旧製品も悪くはないです。上手に窓枠に銀などを乗せると非常に格好よくなります。

下手な実物写真(保存機)も置いておきます。

キハ82 キハ82

では、失礼します…。


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