Nゲージ蒸気機関車2007年のメモ>2007.12.8(正しいお手入れ-30年前)

正しいお手入れ(30年前)

2007.12.8


トミーNスケール カタログ
※トミーNスケール カタログ(1975年)より画像引用

「トミックス」ブランドができる直前の、トミーナインスケールのカタログです。懐かしいですね。これはなかなかナイスな(死語?)カタログで、何としてもNゲージを普及させようというメーカーの情熱が、冒頭から文章の中に満ちています。小レイアウトを作るための技法も各種紹介されていて、読むだけでも楽しめますし、そのまま現代にも通用します。

とても面白いので全ページご紹介したいところですが、さすがに勝手にベタ画像を並べるのはマズいと思うので止めます。冒頭の、小さなNゲージを男性が寄り目で凝視しているどアップの写真など、必見なのですが…。

このカタログでは、紙やすり(サンドペーパー)でレールや車輪を手入れする方法が述べられています。この前のB6横綴じのカタログにはありませんでした。また、イラストがとても上手です。

トミーNスケール カタログ
※トミーNスケール カタログ(1975年)より画像引用

「一般には、目の細かいサンドペーパーで軽くレールの頭をみがいてやるだけで充分です」とあります。「目の細かい」「軽く」がポイントですね。やっぱり傷を付けては何にもなりませんからね。
実際にはこまめに布などで拭いていれば、紙やすりが必要になるほど汚れがこびりつくことはまれですし、今はいいレールクリーナーも売られていますので、始めから紙やすりなど使わないほうが長持ちするわけです。

「パワーパック」となるはずが「パーパック」になっているのは今気付きました。

このほかにも、モーターのコンミテーターの溝に詰まったカーボンを針先で取るようにとか、車輪や集電ブラシは時々ベンジン等で油気を拭き取るようになど、色々なことが書かれています。また、同時期のセットに同梱の取り扱い説明書には、紙やすりを使わないように記されているものもあり、一定ではありません。

これは30年以上前のカタログの話なので、今のNゲージの手入れについて述べているものではありません。まねしないようにご注意ください。

最後に…私が紙やすりを使うことがあるといっても、#1600〜#2000の細かいものをごく限定的な場所で使っているだけです。やはり普通は布や綿棒などで拭いています。
昔はレールの質も悪くて、始めから傷がついているものもありました。紙やすりをむやみに使うとレールに傷をつけてしまいますが、傷のついたレールをピカピカ・つるつるに戻して汚れないようにできるのも、また紙やすりの力なのでした。


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