Nゲージ蒸気機関車2009年のメモ>2009.8.23(車載しないサウンド)

車載しないサウンド

にせラジオBOX

2009.8.23

「それで?」という感じの記事なので、適当に流していただければ幸いです。
最近のDCCサウンドの向上ぶりは目覚しいので、ハマっている方も多いと思います。
私は16.5mmゲージではDCCサウンドを使っていますが、9mmゲージはアナログ車両のままで、外部に音源を置いています。


理由は、今のところ特別なものを除き、Nゲージの蒸気機関車にデコーダーを搭載したくないからです。その理由も色々ありますが省略…。
車載式のDCCサウンドが持つ多数のメリットに比べれば、ヘボい方式に見えますが、便利な点もあります。

【良いところ】

【わびしいところ】

まあBGMの一種かもしれません。実際、駅の発車ベルから始まる実際の録音を外部スピーカーから流して、それに合わせて運転するというようなこともやっていたので(本物の駅の音を使えば、たいへん臨場感があります)、その延長みたいなものと考えます。


廃物利用式

外部スピーカー式のサウンドシステムには市販品がありますが、手元に壊れたサウンドデコーダーがいくつかあったので、それを組み合わせて作りました。

これ自体は特に目新しい使い方でもなく、配線の具体例などはあえて書いていませんが、工作された結果についての責は負いかねます。DCCデコーダーはちょっと変な使い方をすると、コロリとすぐ壊れます。

デコーダーを外部に置いた場合 車両にデコーダーを搭載しないのが目的なので、サウンド及び走行デコーダーは外部に置きます。線路には走行デコーダーから出たモーター用出力を流します。本来、デコーダーとモーターは車両の中で直結されていますが、間に線路を挟んで2人を離れ離れにしています。

車両を置き換えればデコーダーとモーターの組み合わせが変わります。重連や室内灯がつくとさらに変わりますが、デコーダーにはHO用など少し余裕のあるものを使い、あまり気にせず使っています。もちろん多くのケースでテストした結果ですが、あくまでも自分の環境だけの話です。

蒸機のチャフ音は速度に応じて変化しますが、発音の開始電圧は一律に決めるしかありません。D51でぴったり合わせても、C62では大幅にずれるというようなことも起きますが、仕方ありません。ただ車載のDCCサウンドでも、音と動きを完全に同調させるのはデコーダーの設定だけでは難しく、できないこともあります。

にせラジオ

余っていたラジオキットのケースに組み込みました。
つまみで複数のデコーダーを切り替えられます。当初は別々のアドレスを振っていたのですが、色々と問題が起きたため、今は同アドレスとしました。電気的なスイッチで完全分離しています。プログラムのときもそのほうが楽でした。

内部

音の出ない走行専用のポジションをひとつ用意し、超スロー運転向きに調整しています(DCCは色々と設定変更できるのがよい)。KM−1+KC−1もスロー運転が効きますが、それよりもさらに効きます。このへんの性能はデコーダーによって違いがあり、モーターとの相性もあります。

一応自分の目的に合ったものができ、割と楽しく使えます。小型機・大型機の音の違いや、機関車ごとの発音開始タイミングのズレの調整には、デコーダーの切り替えで対応しています。もともと実験で壊してしまったデコーダーの廃物利用から始まったので、音は出ても前進しかしないもの、後退しかしないものなどを使い分けようという貧しい発想でした。

というわけで、コントローラーとサウンドはDCCですが、レイアウトと車両はアナログ運転のままになっており、何の改造もいりません。ただ、私のレイアウトはコントロールパネルのスイッチひとつで電気配線が全通するように作ってあり、実はDCC運転もワンタッチで可能です。特別な車両のみ車載音源にし、その他大勢は外部音源にするという使い方もありだと思います。

なお、デコーダーにはアナログ・DCC両用のものもあるので、制御器に普通のパワーパックを使う方法もありますが、ここでは試しませんでした。


シンクロサウンドボックス

こちらは市販品のひとつです。やはりDCCデコーダーを使った製品ですが、電源にはアナログのパワーパックもそのまま使えます。

シンクロサウンドボックス

これはMRC社の製品で、「Synchro Sound Box For Steam or Diesel」(No.0001025)というものです。大体$80ぐらいです。同社のデコーダーは、KATOカスタムショップのサウンド付き蒸機にも使われています(MRC1637あたり)。

内部はDCCサウンドデコーダーそのものです。DC兼用で、試した限りではパワーパック・スタンダード/S、KM−1+KC−1、N−1、N−1000−CLいずれもOKでした。ただ、N−1000−CLでは時々蒸機のチャフ音が鳴らなかったり、非常にピッチが遅くなったりすることがありました。あまり仲はよくないようです。「SHIFT」ボタンを押すと正常化するようで、理由はよくわかりません。

ファンクション12で蒸気機関車とディーゼル機関車を切り替え可能です。汽笛は4種、ディーゼルの警笛も14種くらい入っていますが、ディーゼルは日本向きの音はないようです。 ほかブレーキ音や解放テコ、例の「All Aboard!」の叫び声など一通りのMRCサウンドは入っていますが、停車時は静かな「シュー」音だけで、放っておくと色々な音が鳴り出す蒸機専用サウンドデコーダーに比べれば簡素です。

サウンドボックスの配線例

製品には6本のリード線がついており、うち2本が付属のスピーカーに直付けされています。他は自分の使うパワーパック等に合わせて配線します。

配線色分け

アナログのときは、赤・黒をパワーパックのアクセサリー端子(固定電圧、18Vまで)につなぎます。直流・交流どちらでもOKです。黄・白はフィーダー端子(走行用)につなぎます。いずれも極性はありません。

DCCのときは、赤・黒をフィーダー(Track Out)につなぎ、黄・白は使いません。

走行用電流は、別途普通どおり線路に供給します。場合によっては分岐コネクタなどが必要です。また、アクセサリ端子のないパワーパックでは、ポイントコネクターから赤・黒を引き出すなど工夫もいります。

左はKATOのコネクタを使ってアナログ式で配線したものです。壊れたノイズキャンセリング・ヘッドホンのケースに配線とジャックを組み入れました。作ったものをきちんと使うには、ちゃんとケースに入れて体裁を整えるのがよいと思います。

シンクロサウンドボックスの音

少しだけ録音してみました。鳴らし方は適当です。もし再生できなければご勘弁ください。

ディーゼル機関車(MP3)

蒸気機関車(MP3)

蒸機のチャフ音の開始点は、本体をアナログ接続し、SHIFT+F20で簡単に合わせられますが、ディーゼル機関車の加速音は調整方法がないようです。パワーパックによって違いますが、かなりスピードを上げないと音が進段しないことがあります。


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