線路際にいつもあったはずなのに、いつの間にか見なくなったハエタタキが、トミーテックから発売されています。
レイアウトに置いてみると印象的に違いないアクセサリーですが、なぜか今まで自作したことがありません。 余談ですが実物の蝿取り用のハエタタキは加減が難しいですよね。 |
幹線に設置されているハエタタキには本当に多くの電線がぶら下がっていて、何をしているのか不思議でした。
恐らく、1つの電線で多くの信号を送ることができない通信方式だったのでしょう(このへん、まるで無知です)。
だからたとえば、運行上の連絡に関係する駅の数だけ信号線がいるとか、そんな感じだったのではと想像します。
値段は税込924円です。中には5つのランナーが入っています。 いくつか買おうと思いましたが、最初に行った店にはもう1箱しかありませんでした。 |
実物は横木の数も高さも色々です。製品は10段で高さ8センチ(12m)なので、まあ高めの電柱ぐらいの高さでしょうか。 実物は土手になった線路よりも低い位置に設置されていたり、意外と線路から離れていたりで、実際より低く見えることも多かったように思います。 |
取り付けはレイアウトに穴を開けて差し込むだけですが、円形の自立ベースが付属しているので、これに取り付ければ自立できます。 |
あとは使うだけです。
汽車に乗りながら、線路際の電線が一定のリズムで上がったり下がったりするのを、見るとはなしに見ていたなぁ…などと、当時の情景が思い出されます。
線路から少し離れた低いところに設置されているところも結構あって、割と目の高さに近いあたりに電線が見えた記憶もあります。
あまり小さいレイアウトにずらりと並べると、うるさくなってしまうので、ある程度大きいレイアウトのほうが似合いそうです。
小形レイアウトでは、あまり数を欲張らずに、要所に使うのがよいかもしれません。
なお写真の機関車は、ワールド工芸 C58九州タイプです。