Nゲージ蒸気機関車2012年のメモ>2012.3.26

落としたり見つけたり


C57 180を走らせ終わってケースにしまおうとしたところ、
…ない!

合併テコ脱落
合併テコ(コンビネーションレバー)がない!
発見
トミックスのC57でたまにやってしまうことです。経験上、どこにあるのか大体見当がつきます。
線路際をぐるっと探してみると、どこかに落ちています…無事回収。

走行中に自然に落ちることは考えにくいので、たぶん取り扱い方のクセか何かで、線路に載せるときに合併テコ付近に触ってしまい、外れかかったまま走らせているのだと思います。
でも同じ扱い方をしているはずのKATOやマイクロエースの合併テコが落ちたことは、過去に一度もありません。
説明書にもわざわざ注意書きがあることを見ても、やはりトミックスの合併テコは取れやすく、メーカーもそれを認識しているのだと思います。

さて、今まではたまたま線路脇で発見することができましたが、私のことですからいつか完全になくしてしまうでしょう。
悪いことに、一度外れると取れやすくなるんですよね(気のせいかもしれませんが)。

各社合併テコ

在庫さえあれば、メーカーからスペアパーツを購入できるそうですが、他社パーツでも代わりになるものがないか探してみました。各社どれも似たような形なので使えそうです。

A トミックス(元のパーツ)
B KATO旧(C57)
C マイクロエース(C57)
D KATO新(D51) 旧C57と同じものみたいです。
E ワールド工芸旧
F ワールド工芸新

KATO製品はロッドセットとして売られているので(合併テコだけ入手するにはちょっと高いですが)、これが使えればラッキーです。トミックスのパーツは60円だそうですが、購入の際にはメーカーにお確かめください。いつもあるとは限りません。

マイクロエース マイクロエース
まずは太さが似ているマイクロエースです。
これは特に問題ありません。結びリンクと結合する二股のあたりが少しきつそうな気もしますが、動きも別に問題なさそうです。
でもこのパーツは単独入手が最も難しいと思います。
KATO

KATO
新旧同じようなので、旧C57のパーツで試しました。
これは二股部分が狭く、取り付けがとても大変でした。ピンセット2本で四苦八苦しましたが何とか付きました。

付いてしまえば動きは問題なかったです。二股部が大きいので、何となくピストン棒に当たっているような気がしますが、大して気になりません。

ワールド工芸

ワールド工芸
ワールド工芸のパーツはたくさん手元に余っているので、これも試しました。どちらかといえば旧タイプのほうが貴重なので、新タイプを使いました。
上部のH形の引っ掛け部分を切り取ってただの棒にしてから使いましたが、これも問題ありません。最初は少し開いている二股部をヤットコで締めて固定するので、一度付けると自然に落ちることはありません。取りたくても取れません(笑)。

先端部を再び開いて外すのが難しく、ニッパーでパーツを切断して取り外しました。手元が狂うと、プラ製の結びリンクを切りそうでヒヤヒヤしました。

TOMIXオリジナル

トミックス(元のパーツ)
最後に元の部品を取り付けておきました。
ふだん細かい部品を扱う機会がないと、なかなか説明書のとおりにはいかず、難しい作業です。

KATOのパーツよりは少し付けやすいですが、付けやすいということは取れやすいということなのかもしれません。

でも、不意になくなっているのを発見したときはショックです。今まで135号機、1号機も何度かやりましたが、そのつどしぶとく見つけていました。
やっぱり扱い方のクセが大きいと思うので、過去に一度落としたことがあるという方はお気をつけください。私は片付けるときに気付くよう、「合併テコ」と紙に書いてケースに貼っておきました(笑)。気付くのが遅れると、それだけ発見が難しくなりますので。


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