Nゲージ蒸気機関車2012年のメモ>2012.6.19(キャブ渡り板を付ける2)

キャブ渡り板を付ける(2)

D51(新)

2012.6.19

KATOの新D51に、キャブ後部の渡り板を取り付けてみました。
以前に旧製品でご紹介したものと同様です。


寸法図

材料は厚さ0.2mmの黒色プラ板を使いました。
最初はAタイプのように、切り抜いたプラ板をただはめ込むことを考えましたが、実際にやってみると左右の爪が強度的に弱かったので、Bタイプのような真鍮線の併用に作り替えました。

寸法は大体で、図の形は正確ではありません。

製作

上が表、下が裏です。
プラ板を適当な大きさに切り抜いて、細い丸棒に押し付けて若干湾曲させ、0.3mm真鍮線を曲げて裏側に接着しました。
ゴム系接着剤と瞬間接着剤を使いました。

取り付け場所

取り付けは、キャブ下方の切り欠きのあたり(赤い矢印)を、左右から挟みこむようにします。
本体は未加工でOKですが、真鍮線の先端がとがっていると、はめ込むときにプラに傷が付くので十分注意が必要です。ちょうどよい幅になるように真鍮線の先端を曲げたり、削ったりしました。

取り付けた様子

取り付けた様子です。やや幅が広かったので、このあと若干カットしました。板が軽く上下するようにします。
これでもうおしまいです。

横から テンダー前方のステップに乗るようにします。
カーブで渡り板の角がテンダー妻板などに引っかかるときは、角を落としたり長さを詰めたりして調整します。
後ろから これが付いたからどうということはありませんが、投炭用の人形を乗せるときは見た目に安心感があるかもしれません。まあ気分だけでも。

新D51は旧製品に比べて構造が複雑なので、改造のときはよく考えないとあとでハマることがあります。
特にランボードがボイラーと分離しているのは要注意でして、不用意にボイラーとランボードにまたがるようなディテール工作を施すと、うまく分解できなくなります。


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